こんにちは、りあです!
一ノ倉沢と言えば、ロッククライミングの聖地であり、今までに何百人もの死者を出した超難関の岩場であることで知られています。
でも、一ノ倉沢を望むハイキングコースは平たんで舗装もされているので、コースによってはスニーカーでも行けちゃいます。
そんなお手軽なハイキングコースですが、見える絶景は壮大で息をのむほど。
都内から日帰りも可能で、ファミリーでも行けるので、 週末のレジャーにおすすめです。
というわけで、今日は群馬県みなかみ町にある一ノ倉沢ハイキングを紹介します。
一ノ倉沢までの行き方
車で行く場合
一ノ倉沢ハイキングコースの入り口は、関越自動車道水上ICから14km弱の、谷川岳ロープウェイ乗り場「土合口駅」付近にあります。
駐車場は、有料ですが谷川岳ロープウェイの駐車場を利用するのが便利です。
5月~11月:大型車1000円、小型車500円
12月~4月:大型車1000円、小型車1000円
ハイキングコース入口までは約1.5km、歩いて20分ほどの距離に、JR上越線「土合駅」の無料駐車場もあります。
JR上越線土合駅駐車場
電車+バスで行く場合
① 上越新幹線「上毛高原駅」を下車し、谷川岳ロープウェイ行きバスで約50分
② 上越線「水上駅」下車し、谷川岳ロープウェイ行きバスで約25分
バスの時刻表は、関越交通さんのホームページをご参照ください。
上毛高原駅/水上駅 → 谷川岳ロープウェイ行き の時刻表はこちら。
谷川岳ロープウェイ → 上毛高原駅/水上駅行き の時刻表はこちら。
都心からなら、車でも電車でも3時間程度で行ける距離なので、朝早く出れば十分日帰りも可能です ^^
持ち物・服装
服装は動きやすい服装なら何でもよいと思いますが、靴はルートによっては登山靴をおすすめします。
旧道だけを歩く場合は、平たんなのでスニーカーでもOK!
新道を歩く予定がある場合は、急勾配や岩、ぬかるみなどで足場は悪い所が多いので、登山靴の方が安心です(詳しくは下記参照ください)。
必須の持ち物は、雨具、多めの水分、地図です。
地図は谷川岳ロープウェイ乗り場、谷川岳ベースプラザでもらえます。
また、谷川岳はクマの生息域なので、熊鈴を持って行くと安心です。
ハイキングコース
紫色の線が、私たちが歩いたルートです。約3時間ほどの道のりでした。
本当は芝倉沢も見たかったのですが、登山道が崩壊しているということで、残念ながら行けず。。
ハイキングコースは、旧道と新道があるのですが、旧道がメインのコースで、壮大な景色を楽しめます。
新道は、森の中のコースという感じ。旧道と新道をつなぐ連絡道はおそろしく急なので、ご注意あれ。
まずは、谷川岳ロープウェイ乗り場がある、谷川岳ベースプラザで準備を整えます。
食堂や売店があり、安全のために入山届も出すことができます。
ハイキングマップもここでゲット♪
準備ができたら、いよいよスタート!
案内に従って一ノ倉沢方面に歩いていきます。
谷川岳山岳資料館がありますが、この辺から車両通行止めなので、この辺りがハイキングコースの入り口という感じです。
旧道に沿って歩きます。
一ノ倉沢が一番有名ですが、それ以外にも絶景ポイントがいくつかあります。
残念ながら、今のところ芝倉沢へ続く登山道が崩壊して通れないそうですが、幽ノ沢までは行けるので、体力に余裕があれば、一ノ倉沢の先まで足を伸ばしてみて下さい ^^
ハイキングコースはこんな感じ。平らで舗装された道です。
旧道はずっとこんな感じの歩きやすい道が続きます。
マチガ沢
ここが第一の絶景ポイント・マチガ沢です!
壮大さが写真じゃ伝わらないけど、実際見たら圧倒されること間違いなしです。
一ノ倉沢
マチガ沢から歩くこと約25分で、ついに一ノ倉沢に着きました!!本当に感動ものです!
こんな平たんな楽チンコースでこんな絶景が見られるハイキングコースってなかなかないです。
一ノ倉沢には、ちゃんとお手洗いも完備されています。
絶景をみながら、しばし休憩♪
透明度抜群の川の流れ。
谷川岳の雪解け水です。
一ノ倉沢を過ぎると、ハイキングコースは未舗装になります。
でも、ずっと平たんなので、スニーカーでも大丈夫。
「クライマーの散歩道」と呼ばれる、ブナ林の素敵な道があります。
ロッククライマーの方たちが心穏やかに森林浴を楽しむ道なんだとか。
幽ノ沢
一ノ倉沢から歩いて20分ほどで幽ノ沢に到着します。
次の芝倉沢までの道が崩壊していて通れないので、ここ幽ノ沢で折り返すことをおすすめします。
私たちは、もうちょっと進んでみました。
幽ノ沢を超えて少し歩くと、「ブナのしずく」という、とっても冷たい湧き水があります。
ここからの道は、ぬかるみに少し注意。
幽ノ沢から歩くこと15分、通行止めのロープが貼られてました。
芝倉沢までは行けません。。残念!
というわけで、この道標に従って、新道に向かうことにしました。
旧道と新道をつなぐ連絡道と新道は、急勾配があったり、ぬかるみや岩が多く足場が悪いので、登山靴で行った方が良いです。
平たんな道で帰りたい場合は、来た道(旧道)を引き返すのがおすすめです。
連絡道はこんな感じ。
かなり岩や石が多く、急勾配で足場が悪いです。
新道は、森林の中を歩く感じで、岩場の景色は見られません。
でも、細道があったり、勾配があったり、川を渡ったりで、なかなか楽しい道でした。
旧道はずっと平たんなのでハイキング感が少ないですが、本格的なハイキングを楽しみたい場合は、帰りは新道を通ってみるのも楽しいと思います。
ガイド付き電気バスもあり
歩かずに手っ取り早く一ノ倉沢を見たい場合、ガイド付きの電気バスも運行しています。
9:30~15:30頃まで、一時間に一時間に一本の頻度で、谷川岳ロープウェイ・土合口駅 ⇔ 一ノ倉沢間を走っています。
ガイド料は、大人500円、高校生以下は無料です。
料金もとってもリーズナブルなので、一ノ倉沢の絶景をお手軽に見られてしかもガイド付きなので、お子さんやお年寄りの方には便利なサービスですね!
ちなみに、予約不可、週末は混みあいます。
おわりに
いかがでしたか?一ノ倉沢ハイキングコース!
ファミリーでも気軽に行けるコースで、感動ものの絶景を見ることができる貴重なコースです。
東京からのアクセスも抜群なので、日帰り旅にも最適です。
ちなみに、谷川岳ロープウェイ乗り場から1.5kmの距離にあるJR上越線・土合駅は、日本一のモグラ駅として有名です。
こちらもなかなか楽しいので、ぜひ合わせてどうぞ★
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