新潟県十日町市にある清津峡は日本三大峡谷にも数えられ、切り立ったV字谷間をエメラルドグリーンの川が流れる美しい峡谷です。
美人林は、約3ヘクタールの丘陵地に、ブナの木々が空に向かってまっすぐに伸びる、心が洗われるような気分になる清々しい林です。
十日町は見所が多い町で、清津峡や美人林の他にも近くに星峠の棚田などの絶景もあります。全部まわっても車で半日~1日の距離にあるので、ぜひ合わせて行ってみてください♪
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清津峡
【基本情報】
国の名勝および天然記念物に指定されているほどの景勝地。
落石の危険があることから、渓谷美を見るためには歩行者専用トンネルを通っていきます。
計4つの観賞ポイントがあり、最後のパノラマステーションでは、清津峡の代名詞とも言えるV字の大峡谷の姿を堪能することができます。
所在地:〒949-8433 新潟県十日町市小出
全長:750m
所要時間:40~60分
営業:冬期休業(1月中旬~3月31日)以外無休 8:30~17:00(受付は16:00まで)
入坑料:大人600円 小人300円
駐車場:155台分(無料)
信濃川の支流となる清津川の流れ。
透明度は抜群に高く、不思議なくらい美しいエメラルドグリーンをしています。
観賞ポイントまでは、このトンネルを通っていきます。
歩道はきれいに整備されて真っ平なので、お子さんもお年寄りも車イスでも安心です。
こんな感じで、計4つの観賞ポイントが作られています。
こんな風に峡谷を見ることってなかなかないので、不思議な感じ・・・。
こちらが見晴所からの眺めです!
この特徴的な絶壁のようになっている岩は柱状節理というそうで、高さは100mもあるんだとか。
見晴所の間は、トンネルの中をひたすら歩きます。
たまに展示などはあるものの、全長750mもあるので、途中でちょっと飽きてきました^^;
こちらが、最後の観賞ポイント、パノラマステーションからの眺め!
V字谷がよく見えます。この眺め、すごいです!!
清津川が何万年もかけて岩を削りこの景観を作ったと思うと、とても感慨深いものがあります。やはり自然の力は絶大ですね。
こちらが秋の清津峡。きれいですね~!!
やはり紅葉の時期が一番人気があるそうです。
トンネルの前にある河原でちょっと水遊び。
でも清津川の水は夏でもとんでもなく冷たいので、足をつけているのも20秒が限界でした^^;
泳ぐなんてもってのほか・・・。
ちなみに、清津峡温泉というこぢんまりした温泉街があります。
宿泊だけでなく日帰り温泉もあるので、帰り際にでもいかがでしょうか~♪
美人林
【基本情報】
清津峡から車で30分ほどの所にあります。
約3ヘクタールの丘陵地に、樹齢約90年のブナの木が生い茂ります。
まっすぐな立ち姿が美しいことから、「美人林」と呼ばれるようになりました。
季節ごとに違う表情が見られる、写真家に人気のスポットです。
所在地:十日町市松之山松口1712-2付近
見学:自由(通年)
駐車場:30台分(無料)
美人林に入ってまず驚くのが、鮮やかな緑!森林浴には最適です。
雪国の林らしく、雪の重さで根元の幹が「根曲がり」しています。
ハイキングコースもあるので、林の中を散歩することもできます^^
とっても爽やか~。
実際、周辺より2℃程度気温が低いんだそうです。
季節折々の違った表情があり、どの季節もそれぞれに美しいです。
野菜の無人直売所があります(営業は5月~11月)。
埼玉では見られない、新潟のご当地野菜をお手頃な値段でゲットしました~!
アクセス
清津峡
■ 車の場合
関越自動車道「塩沢・石打IC」より国道353号線へ車で約20分
第1、2、3駐車場合わせて155台分の無料駐車場があります。
■ 電車+バスの場合
JR上越新幹線、上越線越後湯沢駅(東口)より森宮野原駅行き急行バス乗車(約25分)
「清津峡入口」バス停で下車(バス停より徒歩約30分)
※バスの時間が少ないので、時刻表を確認してから出かけましょう。
時刻表など詳細は、十日町の清津峡 – 十日町市観光協会 どきどき十日町を確認してください。
美人林
■ 車の場合
関越自動車道「越後川口IC」または「塩沢石打IC」より車で60分
30台分の無料駐車場があります。
■ 電車+バスの場合
北越急行ほくほく線「まつだい駅」より松之山温泉行きバス乗車(約15分)
「堺松」バス停で下車(バス停より徒歩20分)
※バスの時間が少ないので、時刻表を確認してから出かけましょう。
バスの時刻表はこちら:まつだい駅バス時刻表
バス停からの行き方など、十日町の美人林 – 十日町市観光協会 どきどき十日町を参照してください。
おわりに
いかがでしたか?清津峡と美人林。
どちらもそれぞれ違った、自然の雄大さを堪能できます。
十日町市は見所が比較的近くに凝縮されていて、旅行者としてはありがたいです。
私たちは、星峠の棚田→美人林→清津峡の順序でまわりました。
棚田での雲海を見るために夜明け前に行動を開始したものの、その後美人林、清津峡と十分に満喫してもまだ正午過ぎくらいでした。
1日あれば余裕をもって楽しめると思います。
ぜひ行ってみてください!