一生に一度はオーロラを見てみたい!という方も多いのではないでしょうか。
フィンランドはオーロラ観賞で有名な国ですよね。
今日は、フィンランドでオーロラを見るに当たって、おすすめの時期、場所、服装などをお伝えしていきます!
オーロラ観賞のベストシーズンとは?
オーロラが観賞できるのは、一年のうちで9月~3月と言われています。
実はオーロラ自体は一年中出現しているのですが、春~夏は日照時間が長く、夜でも空が明るいため見えないのです。
オーロラ観賞のキーになるのは、何と言っても天気☀ですね!
晴れていないと、そもそもオーロラは見られません。
晴天率が最も高いのは、2月~3月です。特に、3月はラップランド(フィンランド北部)の平均気温が-5~-6℃程度と真冬に比べて7~8℃は高くなるので、観賞の環境としても良いと思います。とは言え、真夜中はかなり冷えます。
9月~10月は複雑で色合いも多彩なオーロラを見られる時期と言われています。
ただし晴天率で言えば、9月は晴天率が高いですが、10月は曇り、雨、雪の割合が高いです。
前回10月に7日間滞在したときは、2日晴れ、残りの5日は曇りか雪で観賞できず、という結果でした。
また、日本語ツアーは9、10月は施行しないことも多いのでチェックが必要です。
12月~1月はほとんど日が昇らず一日中薄暗い極夜となりますので、もしもオーロラ観賞以外のアクティビティや観光も予定している場合は、この時期は避けた方がよいかもしれません。
オーロラが最も出現しやすい時間帯は22時~23時前後と言われています。
と言っても、18時以降からオーロラが出現することもあるそうなので、こまめに外をチェックしてみましょう^^
また、シーズン最盛期でもオーロラを見られる確率は60%と言われています。
ラップランドは天気も変わりやすいため、オーロラを確実に観賞するには滞在期間は1週間くらいあると安心です。
オーロラ観賞に適した場所は?
オーロラが良く見えるのは、フィンランドでも北部の「ラップランド」と呼ばれる地方です。
ラップランドの、光がなく開けた土地ならどこでもオーロラ観賞できるのですが、日本語ツアーに参加したい場合は、ロヴァニエミ(Rovaniemi)またはサーリセルカ(Saariselkä)が良いでしょう。
特にロヴァニエミの方がツアーが充実していて、街も比較的大きく、オーロラ以外の観光もしやすい街です。
サーリセルカは、よりラップランドの雰囲気を味わえる街です。街自体があまり観光地化されていないことと、トナカイ、犬ぞり、スノーモービルなどのアクティビティも充実しています。スキーやスノーボードなども楽しめます。
ツアーに参加しない場合は、スキーリゾートのレヴィ(Revi)や空港のあるイバロ(Ivalo)から車またはバスで行くイナリ(Inari)やネリム(Nelim)という小さな街もおすすめ。
ただし、あまり観光地という感じではないのでご注意。オーロラが出るまでの時間は、自然に触れたり、アクティビティやサウナを体験したりして楽しみます。
オーロラ観賞時の服装
フィンランドの冬のオーロラ観賞では、ときに-20℃になることもあります。
寒すぎてオーロラ観賞が楽しめなかった・・・なんてことにならないように、防寒はしっかりしておきましょう^^
こちらは、実際に2月にロヴァニエミでオーロラツアーに参加したときの服装です。ほとんどスノボウェアをそのまま着用しましたが、これで十分対応可能でした。
夜は-20℃まで下がりましたが、防寒対策をしっかりしていれば大丈夫!
■ 帽子、 マフラー、手袋
スキー用などの厚めの毛糸の帽子、手袋、顔を隠せるマフラーやネックウォーマーなどもあると良いです。
■ 上着
風を通さないダウンジャケット、真冬はスキー、スノボウェアなどを着用しましょう。
■ 上着の下
暖かい肌着、長袖のシャツ、カーディガンなどを重ね着します。
外と中の気温差が大きいので(オーロラ観賞では屋内外に出たり入ったりする)、調節しやすいものが良いです。
■ パンツ
真冬は、綿のパンツなどの上にスキー、スノボウェアを重ね着します。
■ 靴下
タイツなどの上に靴下を重ね履きすると良いです。
毛糸の靴下など、厚めの靴下があると良いです。
■ 靴
底が厚めのブーツや登山靴が良いです。雪の上は滑りやすいので、ヒールはNG。
足元から冷えてきますが、ホッカイロなどで暖かく♪
おわりに
どうでしたか?フィンランドでのオーロラ観賞!
自然のことなので難しいけれど、見られたときにはきっと一生の思い出になるはず!
ぜひとも幻想的なオーロラとラップランドの夜を楽しんできてください♡
★ オーロラ以外にラップランドですべきこと ★