ワーホリで海外に渡航した人の多くがまず行く場所、語学学校。
でも、それって本当に必要なの?
みんなが行くから、という理由で決めようとしていませんか?
今日は、語学学校のメリットとデメリットを比較してみたいと思います!
語学学校に行くか迷っている人の参考になるといいな。
語学学校は必須?
ほとんどのワーホリが一番最初に行く「語学学校」ですが、本当に必須なの?
いえいえ、全然「必須」ではありません!
私は勧められるがままに語学学校に通いましたが、もしもう一度ワーホリを始める前に戻れるとしたら、語学学校には行かないです。
とは言っても、語学学校に行ったことは無駄だったの?と言われれば、そうでもありません。私にとっては費用対効果が合わなかったのですが、語学学校に行って良かったという人もいるでしょう。
メリットとデメリットをよく考えて、自分に合う方を選択することが大切です。
語学学校に行くメリットとデメリット
そもそも、なぜほとんどの人が語学学校へ行くのでしょう?
それは「英語に自信がないから」と「エージェントに勧められたから」ではないでしょうか?
私もそうでした。英語力に不安があって、エージェントに勧められるがまま、語学学校4ヶ月間のコースを申し込んだのです。
でも、通っているうちに学校に行く時間がもったいないと感じるようになり、残り期間を1ヶ月以上残して辞めてしまったのです。行かなかった分の返金はなし。
行ってみて、ちゃんと考えて決めれば良かったな~と後悔しました。みなさんには同じ後悔をしてほしくないのです!
では、メリットとデメリットを見て行きましょう^^
★語学学校のメリット
① 友達ができる
語学学校に行く一番のメリットはこれだと思います。
私も、人生で初めてできた外国人の友達は、語学学校のクラスメイト。語学学校で出会った友人は、ワーホリ中だけでなくワーホリ後も続く大切な友情になりました。
授業よりも、友達を通して英語を学ぶことの方が多かったですね~。
② 手っ取り早く英語環境が手に入る
英語ができない状態でワーホリに行くと、意外なほど英語をしゃべる機会がないことに驚きます。
気づいてみると、周りは日本人ばっかりなんてこともザラ。
語学学校の授業はもちろん全て英語なので、強制的に英語漬けになるいい機会になります。
ちなみに、高校生くらいまでの文法は理解した状態で渡航するのをおすすめします。
③ 自分で家や仕事を探すまでの猶予期間になる
海外に渡航したばかりの時期は右も左も分からない。知り合いもいなければ、寝る場所もありません。
そんなとき、語学学校はとりあえずの居場所となり、その国の文化や生活に慣れるまでの猶予期間になります。泊まる場所も、寮やホームステイなど学校側に用意してもらえるので、自分でなーんにもしなくていい。
渡航して何をしたらいいか分からない状態のとき、行くべき場所ややるべきことを全てお膳立てしてもらえるのはありがたいことです。
★語学学校のデメリット
① 高い!!!
授業料は渡航先の国によると思いますが、総じて語学学校の費用は高いです!!
エージェント経由で申し込む場合は、費用は渡航前に日本で振り込むので、「こんなものなのかな~」という感じですが、冷静に考えるとべらぼうに高いです!今までの人生で一番高い買い物でした。
どれくらいするのかと言うと、私がオーストラリアの語学学校に払ったお金は4ヶ月コースで60万円。2週間寮に入ったので、その家賃を合わせると75万円以上です。
これがワーホリの資金が150万円と言われる所以です。現地で働く気があるなら、語学学校に行かなければ、ワーホリの資金は50~60万円ほどあれば十分でしょう。
② 英語力は思ったほど身につかない
語学学校に入学するときは、希望に胸がいっぱいかもしれません。卒業する頃はペラペラかも♡なんて思ったり。
でも、現実はそんなに甘くありません。語学学校では、思ったほど英語力は身につかないです。
なぜでしょうか?
ネイティブスピーカーがいない!
語学学校で学んでいる生徒は、当然ながら英語圏以外の出身です。語学学校では、授業中でも休み時間でも、生徒同士で会話する時間の方が圧倒的に多いので、ネイティブスピーカーと話せる機会が多くありません。
訛りが強い生徒もたくさんいるので、世界中の色々なアクセントに慣れるにはいい機会でしたが、英語自体に慣れていない状況で、訛りのある英語を聞き取るのにかなり苦労しました。
授業をただ受けているだけじゃダメ!
私たちが慣れているのは、先生が教壇で説明し、生徒は静かにメモを取る、そんな授業。
でも語学学校の授業は違います。授業中、生徒が自由に発言する欧米式の授業。先生はテーマを与えるだけで、それに対して生徒が自由に意見を言い合いディスカッションが進んでいくような感じ。
日本人はこういうスタイルに慣れてなくて黙っている人が多いけど、それでは英語を話す機会は皆無になります。
つまり、語学学校は積極的に発言し、質問し、友達を作って英語を使う機会を自分で作っていける人に向いています。
ちなみに、私はあまり積極的な方ではなくて、3ヶ月間語学学校にいましたが、英語力が伸びた実感はほとんどありませんでした。。
③ 貴重なワーホリの時間を学校に費やすことになる
ワーホリビザは1~2年という期間が限られたビザですが、語学学校に通う場合は、そのうちの数ヶ月を学校に費やしてしまうことになります。
それを必要な時間と捉えるかどうかは自分次第ですが、〇〇もやりたかったのに時間が足りなかった・・・(>_<。)とならないように、事前に計画を立てておきましょう^^
じゃあどうすればいいの?
語学学校のメリット、デメリットは分かったけど、じゃあどうすればいいの?と思いますよね。
私が言いたいのは、「語学学校に行くな」と言うことではなく、「エージェントに勧められるがまま語学学校に申し込むのはやめた方がいい」ということです。
★例えば、日本でエージェント経由で語学学校に申し込むのではなく、現地で直接申し込むという方法があります。
なぜなら、エージェントは語学学校へ生徒を送り込むことで報酬を得ているからです。
そのため、エージェントは提携の語学学校へできるだけ長い期間申し込ませようとするのです。
エージェントの言う通りに申し込んで実際行ってみたら、授業料が割高だった、日本人ばっかりだった、授業内容が良くなかった、など色んな話を聞きましたよ。
ワーホリに人気の都市には、大抵たくさんの語学学校があります。授業見学をさせてくれる所も多いですから、実際に見て比較してから決めても全然遅くはありません!
あとは、最初から長期間の申し込みをしないこと。最初は1、2ヶ月の短期の契約にしておいて、もしももっと通いたいと思えば、後から延長ができます。最初から長期で申し込んで途中でやめたくなった場合、私みたいに払い戻しされないケースが多いです。
★フィリピンなどで短期留学してからワーホリを開始する人も多かったですね。
フィリピンでは、語学学校の授業料が格段に安く、講師による指導も手厚いからです。
日本人率はより高くなりますが、缶詰で英語漬け生活を送る覚悟があれば、フィリピン短気留学も選択肢の一つになります。
★自分には語学学校は必要ないかな。でも英語は伸ばしたい!という方に特におすすめなのはWWOOFという方法。
WWOOFというのは1日4~6時間の労働をする代わりに、食事と宿泊場所を提供してもらえる制度です。
1日中、ネイティブスピーカーと仕事するので、100%英語環境!
お給料はもらえないけど、その代わり宿泊費と食費がタダ!
私はWWOOFをした3ヶ月間が、ワーホリ期間中で一番英語力が伸びたと感じました。
★ WWOOFに関する記事はこちら ★
★ネイティブスピーカーの友達を作りたい場合は、ランゲージエクスチェンジ(Language Exchange)がおすすめ!
ランゲージエクスチェンジは、英語やその他の言語を学びたい人と日本語を学びたい人が、お互いに言葉を教え合ったり、会話したりして外国語を学び合う方法です。
SNSやFacebookを通してエクスチェンジのパートナーを見つけます。
★ ランゲージエクスチェンジに関する記事はこちら ★
こちらは、日本でランゲージエクスチェンジをしたい人向けの記事なのですが、海外でもできます!
オーストラリアでは、みんなGumtreeというサイトを使って募集してます。
おわりに
どうでしたか?
このように、エージェントに言われた通りに語学学校に申し込まなくても、自分で気に入ったところを探したり、語学学校以外で英語力を鍛える方法もたくさんあります(実際、こちらの方が効果的)!
語学学校選びに失敗した~と後悔しないためにも、いろんな選択肢を知って、素敵なワーホリ生活を送ってください♬