西武ライオンズのホーム・西武球場のお隣に、ひと月限定でオープンするゆり園があります。
3万㎡の敷地に、45万株もの色とりどりのゆりが咲き誇ります。
このゆり園の特徴は、林の中に咲くゆりを見られること。カラフルなゆりと緑のコラボレーションが本当に美しいです。
今回は、関東でも有数のゆりの名所「ところざわのゆり園」を紹介します。
基本情報
正式名称は、「ところざわのゆり園」と言います。
約3万㎡の敷地に50種、約45万株のゆりが植えられ、早咲きのすかしゆり、遅咲きのハイブリッド種へ移り変わっていくことから、見頃が約1ヶ月ほど続きます。園内の散策コース全長は1kmほど。
所在地:〒359-1153 埼玉県所沢市上山口2227
営業期間:2017/6/2(土)~7/8(日)予定(期間中無休)
営業時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
入園料:大人(中学生以上)1,100円 、子供(4歳~小学生)350円
見頃
早咲きのすかしゆりは6月上旬から咲き始め、6月中旬~下旬頃まで見頃が続きます。
遅咲きのハイブリッドは6月中旬から先始め、6月下旬~7月上旬まで見頃が続きます。
見頃がずれているので、1ヶ月くらい長く楽しめるわけなんですね。
すかしゆりとハイブリッドが両方とも見頃となり、園内がより華やかになるのは、6月下旬頃。
ちなみに、私が行ったのは7/1でしたが、西武鉄道ホームページによると、「すかしゆりは見頃過ぎ」となっていました。でも、それでもまだまだたくさんのきれいなすかしゆりたちが見られましたよ。
ただ、7月に入るとものすごく暑いです。園内には、避難できるような冷房の効いた建物はありませんので、熱中症には気を付けてくださいね。
★開花状況★
園内の様子
すかしゆりとハイブリッドの共演。とにかくカラフルなゆりに心奪われます。
つたが絡まる林とゆりのコラボレーションが本当に美しいんです。
すかしゆりのゾーン。
ちなみに、すかしゆりは、こちら↓ 花が上向きに咲きます。
名前の由来は、花びらが透けて見えることからです。
ほら、透けてる♪
ハイブリッドはこちら↓ 下向きに咲く花が多く、大輪花でゴージャス。香りが強いのが特徴です。
園内をぐるっと一周するとだいたい1kmですが、約150mのらくらく鑑賞コースもあり、車いすや高齢の方でもゆりを楽しめるようになっています。
園内名物・ゆりの根の天ぷらをぜひ食べてみてください。ざるそば、うどんのセットもあります。
味は、とくだん美味しいかと言われたら・・・・・それはお楽しみ♪ (;^ω^)
混雑状況
平日はさほど混んでいません。
休日は、10時前ならさほど混んでいません。10時以降から混み出します。それでも、混雑して観れないというほどではないですが、静かにゆっくり鑑賞したいなら10時前がおすすめです。
服装
園内は坂道、じゃり道、雨の後はぬかるみがあるので、スニーカーまたはヒールのない靴がいいと思います。
6月下旬以降は、気温が高くなる日も多くなります。木陰は多いですが、帽子などの日よけ対策と水分などの熱中症対策をしましょう。
林の中なので、蚊や虫がいます。気になる方は虫よけスプレーを。
アクセス
西武池袋線「西武球場前」駅 徒歩3分
車の場合は、ゆり園の隣に800台の駐車場があり駐車料金は1200円/日です。
※電車の場合は、西武線(往復券)とゆり園の入場券がセットになったゆり散策きっぷがお得です。西武線各駅で買えます。
おわりに
どうでしたか?ところざわのゆり園。
西武球場と西武遊園地の陰に隠れがちですが、実はひと月限定のゆり園もとても素敵なんです。
ネットの評判だと、「思っていたのと違った」という感想もちらほら見かけますが、どうでしょう?確かに、ゆりの絨毯のように隙間なく咲いているという感じではないです。上の写真を見てもらえば分かりますが、隙間があったり、緑が目立つ所もあります。
私は、木々や緑と色とりどり花のコラボがとても美しく、可愛らしいと思いましたが、感じ方は人それぞれなので、一応触れておきますね。