こんにちは、りあです!
アラスカと言えば雄大な自然とたくさんの野生動物のイメージですが、冬は国立公園も閉まっているし、野生動物を見られるツアーもやっていないので、冬のアラスカで野生動物を見る機会は限られています。
ですが、意外と都市部の近くで野生動物を目撃できたりします。
というわけで、今日は冬のアラスカ・アンカレッジ(Anchorage)周辺で野生動物に出会えるポイントを紹介したいと思います。
アラスカ野生動物保護センター(Alaska Wildlife Conservation Center)
必ず動物たちを見られることが保証されているのは、アラスカ野生動物保護センターです。
ここには、傷ついたり親を亡くした野生動物が保護されています。
敷地は800㎡以上と広大で、動物たちは自然に近い環境で生活しています。
来場者は、柵の中にいる動物たちを自由に見ることができるのですが、たまに触れるほど近くに来てくれることも(実際に触ってはいけません)。
オオカミ、ジャコウウシ、クマ、トナカイ、カリブー、バイソンなど、アラスカに住む動物たちを見られる貴重な施設です。
アンカレッジ中心部から車で約1時間です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください👇
町中にムース(ヘラジカ)!?
ヘラジカは、アラスカのシンボル的動物で、英語ではムース(moose)と呼ばれています。
実は、このムース、人が住む町中でよく目撃されることで有名です。
アンカレッジでもよく目撃されるそうです。町でも自然が多いアラスカならではですね。
特に冬は、深く雪が積もっている山よりも、除雪されたり雪が踏み固められている道路やトレイルの方が彼らにとっても歩きやすいんだとか。
ホテルにあったフリーペーパーに、ムースがよく目撃される場所が書いてあったので、行ってみることにしました。
- Northern Lights BlvdからErthquake Parkを通る道路から、空港の近くまでぐるりと一周ドライブしてみる
- Tony Knowles Coastal Trailを歩いてみる。トレイルの近くの住宅街にも現れる
- Raspberry RoadからKincaid Parkまでドライブしてみる
私たちは、このおすすめに従って、1番目と2番目の場所に行ってみました。
そしたら、2番目のトレイルの近くでムースを目撃!冬なので、あの特徴的な角はなし。
私たちが見たのは、Margaret Eagan Sullivan Parkという公園です。
子供たちが普通に公園で遊んでいるのを尻目に、ムースたちがくつろいでいました(笑)
地元の人たちも全然気にする様子もなし。もはや町の一部となっているようです。
ムースの行動範囲は広いので、徒歩よりも車でゆっくり走りながら探してみるのが効率的かもしれません。
崖の上にドールシープ
ドールシープという美しい白い羊がよく目撃されるのは、Seward Highwayという道路に面する崖の上です。
Seward Highwayというのは、ドールシープ以外にも、山と海の雄大な景色が見られサンセットを眺めるにも最適な場所ですので、Seward Highwayのドライブ自体とってもおすすめです。
ドールシープがよく見られるのは、Turnagain Arm Trail, Northern Trailheadの辺りだそうですが、この辺り一帯は岩場が続いているので、ここ以外の岩の上にも気を配ってみてください。
私たちは正確にここの場所というわけではありませんが、この近くでドールシープの群れを見られました。
体が白いので、雪と一体化して少々見つけにくいですが、見てみる価値はあります!
あと、道路上には車を停車するためのスペースが各所にありますが、ちゃんと除雪されてないことがあるのでご注意ください。
私たちは、雪にはまって脱出不可能になり、地元の方に車を押すのを手伝ってもらうという一幕がありました・・・。
道路が除雪されているからと言って、油断してはいけません!
おわりに
いかがでしたか?冬のアラスカ・アンカレッジで野生動物が見られるポイントをご紹介しました!
アラスカの冬は厳しく、野生動物を見られる機会も減ってしまいますが、それでも動物たちはどこかでたくましく生きています。
アンカレッジの町の近くでも動物たちを見られるポイントがいくつかあるので、動物好きさんにはとてもおすすめです^^