試行錯誤な旅人生

放浪の旅から帰国した30代女。旅を続けていきたい人生と現実問題の間で、たまーに悩んで試行錯誤しながら前進(?)中。

ワーホリを迷っているアラサー女子へ。人生変えたければワーホリへ行くべし。

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西オーストラリア・カルバリー国立公園

 

こんにちは、りあです!

今まで何度か書いているのですが、私は2014年11月~2016年10月までの2年間、オーストラリアでワーキングホリデーをしてました。

出国当時、私は28歳と10ヶ月。

世間的には、かなりビミョーな年齢での海外渡航。

転職エージェントには30過ぎたら転職できなくなると言われ、親には結婚できなくなると言われ・・・。私にとっては結構大きな決断でした。

でも、帰国した今、あのとき思い切って行って良かったなぁと思います。

ワーホリに行かなかった人生はもう考えられないほど大きな経験で、人生観が180度変わりました。

なので、当時の私と同じように迷っている人がいて、人生を変えるようなインパクトのある経験をしたい!と思っている人がいたら、ぜひ行ってほしいと思うのです。

今日はその理由と私の経験について書いていこうと思います。

 

ワーキングホリデー制度について

ここで、ワーキングホリデー(通称ワーホリ)制度について軽く説明します。

日本とワーキングホリデー協定を結んだ国に原則1年間の滞在ができるビザです。就学、旅行、就労することが許されているため、学校へ行きながら働いたり、働いてお金を貯めてから旅したりと、かなり自由度の高い貴重な制度です。

あれ?と思われた方もいるかも知れません。

そう、私はワーホリでオーストラリアに2年間滞在したのです。

オーストラリアは特殊で、条件を満たせば1年間滞在を延ばすことができるんですよ^^

ちなみにワーホリ制度には年齢制限があり、多くの国で18歳~30歳まで(国によっては25歳まで)。

また一つの国に対して原則、一生で一度しかワーホリビザは取れません。でも他の国ならば何ヶ国でもワーホリビザで渡航することができます。

 

私がワーホリをしたきっかけ

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西オーストラリア・ブルーム

 

★ワーホリを決める前の私

実は、大好きだった人にフラれて、失意のどん底にいました。

加えて社会人7年目。自分の働き方にふつふつと疑問がわいている時期でした。

仕事がすごく嫌ではないけど、この先何十年も続けていくのは考えられない。でもやりたいことがない・・・。

かなりもやもやしていました。

周りは結婚したり子供ができたりしてどんどん幸せになっていくのになぁ。

うまく行かない日本の生活から離れたいというちょっとネガティブな理由から、海外行きを考え始めました 。

 

★でもやっぱり気になるのは、仕事と結婚のこと

アラサー女子の最大の関心事と言えば、結婚。

20代最後の一年を海外で過ごしていいのか?という思いがありました。(婚活した方がいいんじゃないかとか・・・)

それに、再就職はどうなるんだろう?働き口はあるのかな?

心配になって(1年後の就活のために^^;)転職エージェントに相談に行ったら、「30過ぎたら転職は難しくなりますね」と突き放され(゚∇゚|||)

 

結婚と就職。この2つの点で、「あとで後悔するんじゃないか」という迷いは、結局出発まで消えることはありませんでしたが、30歳の年齢制限を考えると今しか行けないという思いが勝って、ついに日本を出発したのです。

 

行ってみたら意外とアラサーの人が多かった

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私の初めての街・ゴールドコースト

 

オーストラリアはワーホリ渡航地として人気の国なので、日本人のワーホリ女子にもたくさん会いました。

びっくりしたのは、ヨーロッパ人のワーホリは20~23歳くらいの若者が多いのに比べて、日本人は27~30歳くらいのアラサーの人の方が多いこと。

みんな、何かを変えたくて日本を飛び出した人ばかり。

私だけじゃなかったんだぁ ε-(о´∀`о)

妙にほっとしたのを覚えています。

 

ワーホリでやったこと

f:id:rejanaq:20170920210021j:plain西オーストラリア州・エスペランス

 

オーストラリアでの生活をスタートしてから、「何かをやりたい!」という自分の感性に忠実に行動してみました。

そうすると1年では物足りなくなって、セカンドビザを取得して滞在を2年に延ばしました。

オーストラリア滞在中の2年間で私がやったメインのことを書きだします。

 

 ゴールドコーストで語学学校に通う

 日本食レストランで働く

 WWOOF(※)で現地の生活を体験しつつ、英語漬け生活

 ケアンズへ引っ越す

 ホテルの掃除とインド料理店を掛け持ちしてお金を貯める

 メルボルン、シドニー、タスマニアに旅行に行く

 西オーストラリアを旅したくてパースに引っ越す

 西オーストラリア南部の11日間のロードトリップ

 西オーストラリアを北上3000km、3週間のロードトリップ

 楽園の田舎町・ブルームでワーホリ生活を終える 

※1日数時間働くのと交換に、食事や住む場所を提供してもらえる制度。

 

2年間でこれだけのことができました。細かいことも入れると、ここには書ききれません。

もともと、これがやりたい!と計画を立てていたわけではありません。

オーストラリアで過ごしているうちに、たまたま会った人から聞いた情報やたまたまインターネットで見た写真などで、ピンときたものを忘れないようにメモしました。あ、それやってみたい!って。

そういう感覚というか、サインを大事にしました。

 

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西オーストラリアのどこかの海岸

  

ワーホリを終えて

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クイーンズランド州・フレイザーアイランド

 

帰国した私は、幼馴染の目から見ても変わったらしいです。

どう変わって見えるのかはよく分かりませんが、自分で自覚していることもあります。

人と違うことを恐れなくなりました。というか、人と同じでいることが好きではなくなりました。

そして、「これをやりたい」という目標ができました。

ワーホリ期間中、「これをやりなさい」という義務のようなものがほとんどなくて、全くの自由です。何をしてもいいし、逆に何もしなくてもいい。そのときにやりたいことがないって怖いな、と感じました。

だから、今もたまに感じるサイン に忠実に、直観を大事に生きてます。

 

でも、ワーホリの前後で考え方が大きく変わったのか?それはよく分かりません。

たぶん、考えが変わったわけではなくて、私は昔からこうしたかったのかなーと思います。

ワーホリに行って、自分の好きなように生きるのは決して不可能ではないと気づきました。

それが一番の収穫★

 

 

ちなみに、以前に不安に思っていた就職について、ちょっと。

帰国後、私は正社員としては就職せず、派遣社員になることに決めました。

今の私には、この働き方の方が合っていると思うし、できれば来年また海外で働きたいと思っているからです。

でも、帰国してからちゃんとバリバリと働いている人もたくさんいますよ!ワーホリが再就職で不利になると言う人もいますが、あなたがなぜワーホリに行って、そこで何を得たかをきちんと説明できれば、全く問題ないと思います。

  

おわりに

どうでしたか?ワーホリの前後で起こった変化について書いてみました。

ワーホリの良さ、伝わっているといいなぁ。

もうすぐ帰国して1年経つのですが、1年経ったと思えないほど鮮明に覚えているし、これから一生忘れることはないと思います。

アラサー女子に限らず、ワーホリに行くかを迷っている人がいたら、ぜひ行ってみて欲しい!!

きっと目の前がぱーーーーって開けて、新しいものが見えてくるかも?

少なくとも、私はそうでした^^

みなさんのワーホリが素晴らしいものになりますように!