こんにちは、りあです!
ここ1年くらい英検一級の勉強をしていましたが、最近ついに一発合格できました^^
英検一級を英語学習の最終目標にしている方も多いのではないでしょうか?
私もそうです。これで、英語学習はこれでひと段落しました。
なので、ちょっと落ち着いて、もう少しブログを更新できるといいな ^^;
ということで、今日は英検一級一次試験(筆記試験)のために私がやった勉強法などご紹介したいと思います。
私がやった勉強法
単語
いろいろなブログでも言われていることですが、英検1級の最大の壁は、とにかく覚える単語の量!!ですね。
必要な単語数は、15,000語と言われています。
が、私はさすがにそんなにたくさんは覚えてません。
私が覚え(ようとし)たのは12,000語+αです。
「+α」と言うのは、単語帳に載っていた12,000語と、参考書と過去問を解いたときに知らない単語が出てきたら、その都度覚えるようにしました。
私は、英検1級の勉強に1年くらい費やしましたが、その大半は英単語の暗記でした… (´д`;)
しかも、翻訳の仕事をしてても、見たことない単語ばかりです。ネイティブの友人に「こんな単語、今までの人生で使ったことない」と言わしめた単語もいくつももあります。
でも、これが英検1級で必要とされるものだから仕方ない > <
使った単語帳は、アルクのSLV12000です。
以前は単語一覧が無料で公開されていたのですが、削除されてしまったようです。。
有料の単語帳はこちらです。
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この単語帳のいい所は、英検1級レベルだけじゃなくて、初級や中級レベルの単語も復習できるところです。
私は最初のLevel 1から見直してみたら、なんとLevel 2くらいからちらほら忘れてる単語が出てきました。
記憶力の衰えを甘くみちゃいけません (゚∀゚lll)
準一級の過去問などやってみて、大問1が余裕で解けて単語力がしっかりある方は、一級レベルのLevel 9か10(8000語か9000語~)くらいから始めるとよいと思います。
大問1の対策として使った参考書はジャパンタイムズ出版「出る順で最短合格!英検®1級 語彙問題完全制覇[改訂版]」です。
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この予想問題はとても良いです。過去問を分析して作られているそうで、英検1級の頻出単語が学べます。
アルクのSLV12000だけでは足りない単語が結構ありますが、この参考書と過去問で新しい単語を覚えていけば、大問1の単語問題は、8割くらいは解けるはずです。
私は、熟語用の単語帳などは特に買いませんでした。
準1級レベルの熟語力があれば、あとはこの参考書と過去問に出てくるものを覚えるだけで、十分対策できます。
大問1は配点が低いので捨ててもよいと言う人もいますが、私はそうは思いません。
単語力は読解力のベースになるものですし、何より大問1は単語を覚えてさえいれば必ず得点できるので、ある意味サービス問題です。
気持ちに余裕をもって大問2以降に取り組むためにも、大問1は確実に取っておくべきパートだと思います!
英検1級の過去問はこちら。
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リーディング
大問2と大問3は、まぁまぁアカデミックな英文を大量に、ある程度のスピードで読める読解力がないと解けません。
読解力を一朝一夕で身に着けるのは不可能ですから、普段のトレーニングがとっても大事です。
仕事やプライベートで英語を使う環境であればいいですが、そうでなければ、専門的な内容の英文をたくさん、できるだけ早く読むトレーニングを日常的に積んでおくとよいです。
内容は自分が興味のあるもので良いと思いますが、小説などの物語ではなく、新聞やニュース、政治、経済、歴史、科学の本など、ちょっと専門的な内容の物を選ぶと良いトレーニングになります。
私の場合は、薬に関わる仕事をしているので、医学系の論文をひたすら読みました。
読解の速度は、日本語の文章をじっくり読むのと同じくらいのスピードで理解することを目標にしました。これくらいのスピードで読解できれば、分からない箇所を二度読みできるくらいの時間的余裕が生まれます。
ベースの読解力が身についていれば、あとは練習問題をやりこむだけです。
私は、リーディングの練習には、旺文社「7日間完成 英検1級 予想問題ドリル 5訂版」と過去問を使いました。
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難易度は、本物と全く同じというわけではなく、易しかったり、難しかったり、ムラがあるかな?という感じ。それでも、いいトレーニングになります。
でも、この参考書で点が取れなくても落ち込まずに、過去問の得点を信じてください!
私も、この参考書では、そこまで点が取れませんでした~。
英検一級の大問2と3は、1~2パラグラフの内容が問題1問に対応しています。
私の場合は、1~2パラグラフを読んで1問解き、次のパラグラフを読んで2問目を解いていきました。
全部読んでから問題を解こうとすると、最初の方の内容を忘れしまうからです。
ちなみに、長文の内容は、一語一句理解しようと思わなくて大丈夫です!
パラグラフを要約できるくらい理解できれば、問題なく解答できると思います。
消去法で解いていけば、半分くらいの理解度で解ける問題もあります。
文章ごとの難易度は回によって違うので、私の場合、時間配分にはそこまでこだわりませんでした。
最後の英作文のために最低20分、できれば25分残すことを目標にしました。
ライティング
ライティングは、個人的には、一番点を取りやすいパートだと思います。単語も構文も平易でシンプルなものを使って全然問題ないですし、採点も甘めです。
スタイルも決まっていて、「Introduction」「Body(理由を3つ述べる)」「Conclusion」です。
IntroductionとConclusionは、ほぼ定型文でいいので、説得力のある「3つの理由」をしっかり説明できるかがポイントになります。
例えば、「世界的な人口過多は、将来の人類にとって脅威になるでしょうか?」(2020年第2回)というトピックに対して、「はい」か「いいえ」の立場を決め、それに対して、まずは日本語で3つの理由を考えましょう。
実際に私が書いたのは、「はい」の立場で、
- 食料が足りなくなり、飢餓で苦しむ人が増える。
- 地球温暖化や森林破壊などの環境問題がさらに深刻になる。
- 出生率が高いのは、主に貧しい国であるので、医療や教育などが行き届かない人が増える。また、先進国のサポートが追い付かない。
ただ理由を羅列するだけでは、200ワードに届かないので、それぞれの理由に対して2~3文付け足し、説明を加えていきます。
例えば、1つ目の理由に対しては、「食料が足りなくなり、飢餓で苦しむ人が増えます。すでに今の時点で、世界的にみると食料が足りず、飢餓で苦しんでいる人が多くいます。今後人口がさらに増加していけば、人類は十分な食料を確保することができず、今以上に飢餓に苦しむ人が増えるでしょう。」など。あと2つの理由に対しても同じように書いていけば、200ワードに到達するはずです。
専門的なことを書く必要は全くないです。
私が書いたのも、小学生レベルのエッセイですが、28/32点取れました。
定型文は、こんな感じにしました。どんなテーマが来ても、この定型文に当てはめて書きます。
【Introduction】
I agree/disagree that ●●●●●. There are three reasons to support my argument.
【Body】
Firstly, ●●●●●.
Secondly, ●●●●●.
Thirdly, ●●●●●.
【Conclusion】
According to these reasons, ●●●●●.
こんな感じ。
ただ、ライティングについては、表現方法や語彙、文法など、正しく書けているかを自分で判断するのはなかなか難しいですよね。
自分のライティング力に自信がなければ、 有料の添削サービスを利用してみるといいと思います。
ライティングコースのある英会話スクールもあるし、
カフェトークなどのオンラインレッスンを利用するのも手です。
リスニング
リスニングパートで出題されるテーマは、日常的な会話から、文化、歴史、政治、ビジネス、サイエンス、テクノロジーなど、とっても幅広いです。
リスニングパートで使用される単語も、かなり高度。リーディング対策で培った単語力が、ここでも活きてきます。
ですが、どんなに単語対策をしていても、絶対に分からないような単語が使われることもあります。
でも、焦らなくても大丈夫!その単語が分からなくても、他の部分を集中して聞けば、何のことを話しているのか、見えてきます。
TOEICのように、1単語聞き逃したら終わり。ではないので、最後まであきらめず、集中して聞きましょう!
私がリスニング対策に使った問題集は、リーディングと同じ「7日間完成 英検1級 予想問題ドリル 5訂版」と過去問です。
スクリプトも見られるし、時事ネタを仕入れるのにもとても良いと思います。
終わりに
いかがでしたか?
私が英検1級の筆記試験のためにやった勉強法を紹介しました。
一番大事なことは、自分が決めたノルマを、毎日コツコツこなしていくことです。
特に単語が膨大過ぎて挫折してしまいがちですけど、半年くらい本気で続けていけば、ゴールが見えてくるはずです。
頑張った先に、合格があると信じて。勉強、頑張ってください!
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