こんにちは、りあです!
旅の楽しみ方って人それぞれですが、私は町歩きが大好きなんです。おしゃれな通りとかレトロな小道とかを歩くと、とっても嬉しくなる^^
そんな私が、台湾で一番好きになった町が「台南」です!
台南は台湾の中でも最も古い歴史があって、日本でいう京都のような場所なんです。
町自体がコンパクトにまとまっていて便利だし、歴史ある建物やレトロでおしゃれなカフェなどがたくさんあり、グルメでも有名な町なので町歩き好きにはたまらない♡
というわけで、今日は台南でぜひとも訪れて欲しいめちゃめちゃおすすめ観光スポットをまとめました。
台南観光するなら
台北から高速鉄道を使えば、2時間弱で着いちゃうので、台北から日帰り旅行する方もいらっしゃいますね。
でも、台南を楽しむならぜひとも一泊して、2日かけて楽しんでいただきたいです!
大きい町ではなく、コンパクトにまとまった町ではありますが、見どころがたくさん詰まっているので、一日ではもったいないです。
台南と言えばグルメが有名ですが、歴史も古くレトロな街並みも魅力の一つですので、ぜひとも時間をかけてゆっくり歩いてみてください★
観光マップとバスの路線図
(台南の観光マップ。クリックすると拡大します)
①~⑦は徒歩圏内です。遠いと感じる場合は、タクシーまたはバスを利用すると良いです。
⑧、⑨は少し離れているので、タクシーかバスを利用しましょう。
バスの路線図を載せておきます。
Tainan Tourism Bureau of Tainan City Government
(台南のバス路線図。クリックすると拡大します)
① 國華街
台南観光で、絶対に外せないのが國華街です。
美食の町・台南の中でも、台南グルメのお店が所せましとひしめくグルメストリート!
特に賑わいを見せるのが、永楽市場(上の写真右)です。
こんな感じの、安くて旨いまさにB級グルメのお店がずらり。
台南屈指のグルメエリアだけあって、本当にどのお店に入ってもハズレなしです!
迷ったら、永楽市場の辺りで探してみるといいかも★
ちまきを干している?場面に遭遇しましたよ。
ちまきってこういう風に作るんですね~!
歩いているだけでも楽しい國華街です。
國華街から次に紹介する神農街まで歩いてすぐですなのですが、ちょうど途中に「水仙宮市場」という市場があります。
魚介や肉、野菜、果物などが取り扱われいて、まさに庶民の台所という感じ。
かなりローカル感漂いますが、興味があったらぜひ立ち寄ってみてください。
② 神農街
ここが、私が台南で町歩きをしていて一番楽しかった通り「神農街」です。
風情のある古い町並みでありながら、古民家をリノベーションしたカフェがあったり、古臭い感じは全然ないです。
古さと新しさが絶妙にマッチして生まれる、何とも言えない可愛らしさ。レトロメルヘンな通りなのです。
通りのつき当たりにあるのが、「三協境全台開基薬王廟」。
廟に向かって伸びる通りも、乙女心をくすぐる可愛らしさです。
歩くだけでも楽しいけど、おしゃれなカフェが立ち並ぶ通りなので、ぜひ一息ついていってください^^
神農街の終点にある三協境全台開基薬王廟。
1685年に建立された台湾で最初の薬王廟で、薬王大帝(神農大帝)が祀られています。
三協境全台開基薬王廟は18時まで開いていて、上の階に上ることもできますよ^^
ちなみに、神農街は夕方からぼんぼりに明かりが灯り、そちらもとても美しいです。
ライトアップされた町並みを楽しむなら、夕方から訪れてみるのもいいですね!
台開基薬王廟の営業時間:6:00~18:00(年中無休)
③ 祀典武廟・大天后宮・赤崁楼
国家一級古跡に指定された3つの歴史的建物です。
とても近くにあるので、ぜひまとめてまわってみて下さい。
台湾の京都とも表現される台南。
長い歴史のある町で、お寺(宗教によって廟や宮と言ったりします)や歴史的建造物が点在してます。
上の写真は「祀典武廟」。
1647~1683年の建築といわれており、台湾で最古の廟なんだそうです。「三国志」で有名な関羽が祀られています。
参拝料は無料です。
営業時間:6:00~20:45(年中無休)
参拝料:無料
こちらは、祀典武廟のお隣にある「大天后宮」。
1664年に明朝王族・寧靖王の府邸として建てられましたが、1684年に媽祖廟へ改築され、今は国家一級古跡に指定されています。
外観はナゾの電光掲示板のおかげで綺麗に撮影できませんでしたが^^; 柱の彫刻や内部の美しさは必見です!
参拝料は無料です。
営業時間:6:00~21:00(年中無休)
参拝料:無料
そして、もう一つ超有名な歴史的建造物が近くにあります。それが「赤崁樓」。
こちらも国家一級古跡に指定されている、歴史的価値のある建物。
オランダ統治時代の1653年に、オランダ人によって建てられた城砦です。
私は中には入らなかったので、外観だけ。。 歴史好きの方はぜひ★
入場料がかかりますが、高くはないです。こんな感じ。
営業時間:8:30~21:30
入場料:大人50元、子供25元
④ 林百貨店
林百貨店は、日本人ならば気になるところでしょう^^
林百貨店は、1932年の日本統治時代に日本人実業家によって建てられたデパートです。
当時このエリアは「台南の銀座」と呼ばれた屈指の商業エリアで、近代的なエレベーターを備えたとてもモダンな建物だったんです。
2014年にリニューアルが完了し、内装もこの通りとってもおしゃれ。
値段設定は高めですが、台湾のお菓子、お茶、食べ物、雑貨など、どれも可愛くてお土産にはぴったりな品物がそろっています!
営業時間:11:00~22:00(年中無休)
⑤ 国立台湾文学館
文学好きにはたまらない博物館がこちら、 国立台湾文学館です。
この建物も、日本統治時代に日本人建築家によって建てられた歴史ある建物だそうで、外観も内装もとても趣きがあります。
もともとは台南州庁だったんだそう。
台湾文学なので、台湾語や中国語ばっかりなのかとおもいきや、台湾人作家による日本語の資料も結構たくさんありました。
台湾統治時代の影響を文学にも見ることができます。
建物内は冷房も利いていて、休憩できる場所もあるので、町歩きのひと休憩にいかがでしょう^^
入場料は無料です。
営業時間:9:00~18:00(月曜休館)
入場料:無料
⑥ 孔子廟
台湾にいくつもある孔子廟(孔子を祀る霊廟)ですが、台南の孔子廟は台湾で最古の孔子廟です。
ただの霊廟ではなく、かつては学校として機能しており、台湾の最高学府だったそうどです。
大正門以降は入場料(25元)がかかります。
儒教や歴史に興味がある方はぜひどうぞ。
ちなみに、孔子廟付近は美食でも有名なエリア。
孔子廟への参拝を終えたら、向かいにある「府中街」にぜひ立ち寄ってみて下さい。
食べ物、飲み物、雑貨などのお店が軒を連ねます。
どれもおしゃれで、レトロで可愛いお店ばかりです!
営業時間:8:30~17:30(年中無休)
入場料:25元
⑦ 延平郡王祠
延平郡王祠はオランダ支配から台湾を解放に導いた英雄・鄭成功を祭る廟で、1662年に建てられました。
中には日本語の説明もあり、分かりやすいです。
鄭成功の母親は日本人で、日本で暮らした時期もあったんだとか。
日本にも関わりが深い人物なんです。
敷地内に、鄭成功文物館があり、無料で入ることができます。
こちらも日本語での表示あり。
敷地は広大で、美しい庭園もあります。
歴史に浸りながら、ゆっくり散歩してみるのもいいかも。
営業時間:8:00~17:30(年中無休/鄭成功文物館は月曜休館)
入場料:無料
⑧ 安平
時間があったら、安平にもぜひ足を運んでみて下さい!
台南の中心街からは少し離れているので、バスかタクシーで行くことになります。
台南はのんびりした町ですが、安平は台南市街よりもさらにのんびりしたのどかな町で、さらにノスタルジックな雰囲気が漂います。
安平は小さな町なので、半日~1日で観光できます。
上の写真は「安平老街」という名前の通りです。
安平グルメが軒を連ねる有名スポットです。
裏路地散歩にも最適です。ここは「延平街104巷」という通り。
裏路地にも素敵なカフェがありますので、ぜひ立ち寄ってみて下さい^^
安平開台天后宮。装飾や彫刻が精巧で美しい!
安平にはたくさんの廟や歴史的建造物があります。
⑨ 四草緑色隧道
さて、最後に紹介するのは、安平からタクシーで10分くらい行ったところにある「四草緑色隧道」です。
四草緑色隧道は、川の上にできたマングローブのアーチで、その中をボートでくぐるというクルーズが人気です。
その光景は、まさに絶景。
台南からは少し離れているのですが、行く価値はかなりアリです!
安平と合わせて観光するといいと思います^^♪
★ 四草緑色隧道の見どころとアクセスはこちらを参考に ★
おわりに
いかがでしたか?台南市のおすすめ観光スポット!
歴史的な建物が点在し、美味しくて安い食べ物屋さんがひしめく町。
町全体がどこかのんびりとしたノスタルジックな雰囲気を放つ町です。
日帰りしてしまうにはもったいないくらい、たくさんの見どころが詰まった魅力的な町です。
ぜひとも一泊して、ゆっくり観光してみてください♡