こんにちは、りあです!
海外旅行に行くとき、悩みの種の一つが海外旅行保険ですよね。
特に長期の旅行になると、海外保険料はバカになりません!
だからと言って無保険で行くわけにいかないし、できるだけ安く安心の補償を選びたいですよね。
World Nomads(ワールドノマド)という保険は、口コミも良好、海外からでも加入でき、手続きも簡単、しかも格安な海外旅行保険で、世界中の旅人に愛用されています。
World Nomads(ワールドノマド)って?
オーストラリアの旅行保険です。
補償も充実していて、オンラインで簡単に手続き可能と使い勝手も良いので、世界中の旅行者に利用されています。
大きなメリットは、日本を出国後に海外からでも加入することができて、日本の保険に比べて格安なこと!
海外の保険会社なので、サイトや申し込み手続きは英語です。保険会社とのやり取りも基本英語ですが、メールやテキストメッセージでのやり取りも可能です。
もしも何かあったときのためにも、英語が超苦手!という方は日本の保険を使った方が良いかも。
ホームページ: World Nomads - Explore Your Boundaries
詳しい補償内容は?
World Nomadsのポリシー
まず大事なことは、
1.World Nomadsはキャッシュレスの保険ではなく、まず自分で費用を立て替え、後で請求するタイプの保険です。
2.請求するときにUSD$100の免責金額(自己負担額)がかかります。この免責金額というのは、補償の項目ごとに適応されます。もちろん請求しない場合はかかりません。
つまり、請求額が$100以下なら請求しない方がいいということ。
あと、例えば治療費とロストバゲージの2つを請求しようと思ったら、合計$200の免責金額がかかります。
ま、免責金額を設定しているおかげで保険料が安いわけだから、しょうがないですね。
👆 詳しい内容は、見積もり画面の「View」のボタンを押すと細かく見れます。
めちゃくちゃ長いので、重要なところだけ抜粋していきます。
Standard(スタンダード)プランと補償内容がさらに充実したExplorer(エクスプローラ)プランの2つがあります。
① 医療費、歯科治療費
まず、一番大事な医療費補償から!
支払われる対象は、急を要する歯科治療費、外来費用、薬代、入院費用です。
当然のことながら、保険開始日前にもともとあった病気の治療費などは支払われません。
スタンダードプランでもUSD$5,000,000(約5億円)まで補償されるので、十分ですね^^
補償の上限は、
・歯科治療 - スタンダードは$300まで、エクスプローラ$500まで
・薬代、治療費(外来、入院) - 費用の100%を補償
スポーツ、アクティビティ中のケガは、スポーツ、アクティビティの種類によって、補償の有無が決まっています。
ざっくり言うと、普通の陸上スポーツならスタンダードでOK、ダイビングやスキー、スノボなどのスノースポーツ、スカイダイビングなどの危険が伴うアクティビティはエクスプローラプランの加入が必要です。
詳しいスポーツ、アクティビティの種類はこちらで確認。
② 緊急時の支援
緊急の場合は、24時間365日、電話での対応が可能です。
「複数言語で対応可」と書いてありますが、対応言語のリストなどが見当たらず、World Nomadsの人に問い合わせてみました。
すると「日本語も対応してます」とのこと。緊急時には安心ですね^^
電話以外にも、テキストメッセージやメールでのやり取りも可能。
ちなみに、保険会社への連絡のためにかかった電話代も後で請求できます。
③ 搬送、避難、帰国費用
医療機関への搬送(救急車含む)、テロや災害時の避難、家族の渡航費用(5日以上の入院または命が危険な場合)などが含まれます。
家族の渡航費用は上限があり、スタンダード、エクスプローラともに$5,000まで。
④⑤⑥ 旅行のキャンセル料、再開費用、遅延費用
旅行前または旅行途中に、自分自身の病気やケガ、旅の同行者や親類が入院または死亡した場合に、返金不可の航空券やホテル代などが支払われます。
その場合、旅行の再開時にかかった費用も支払われます。ただし、国内の移動費用は補償の対象外。
ちなみに、帰国は1回まで認められ、その後旅行を再開しても保険は継続になります。
予約していた飛行機などが3時間以上遅れたりキャンセルになった場合も、代わりに使った交通機関の交通費、食事、宿泊費が支払われます(1日の上限は$100まで)。
⑦⑧⑨⑩ フライト乗り遅れ、ハイジャック、イベントのキャンセル料(エクスプローラのみ)
飛行機の到着が3時間以上遅れたせいで、次の乗り継ぎ便に間に合わなかった場合、航空会社などに掛け合ってみてどうしてもダメだった場合、代わりの航空券代が支払われます。
が、こういう場合はあまりなさそうですよね。
ちなみに、自分のミスによる遅刻などでは補償されませんのでご注意を。
ハイジャックに巻き込まれて帰国せざるを得ない場合、飛行機やホテルなどのキャンセル料が補償されます。
交通機関のアクシデントにより音楽やスポーツイベントに行けなかった場合、返金不可のチケット代が補償されます。
⑪ 手荷物や所持品の補償
手荷物や所持品(服、PC、スマホ、カメラ、宝石その他)が盗まれたり損傷した場合、補償を受けることができます。
補償されるのはこんな場合:
- ロッカーからの盗難(ロッカーが壊されているなど、盗難が明らかな場合)
- 持ち運んでいるときのひったくり
- ホテルや航空会社など、荷物として預けられたものの紛失や損傷(飛行機でのロストバゲージはこれ)
- 荷物の到着が12時間以上遅れたとき
こんなときは補償されない!
- 飛行機にて、スーツケース(預けた荷物)の中に入れたものが盗難された、壊れたとき(預ける荷物の中には貴重品は入れてはいけないことになってる)
- 車上荒らし
- 忘れ物、置き忘れ
- 公共の場で目を離したり、その場を離れるなど、不注意による盗難
- 別送品の紛失や損傷
補償額には上限があります。
スタンダード |
エクスプローラ |
|
---|---|---|
手荷物、服、宝石、 その他(電子機器以外) |
$500 (1アイテムあたり) |
$500 (1アイテムあたり) |
PC、スマホ、デジカメ、 その他電子機器 |
$500
(1アイテムあたり) |
$750
(1アイテムあたり) |
現金 |
補償なし | $250 |
スポーツ用品 (3年未満のものに限る) |
補償なし | $500 |
高額携行品
PCとかスマホの補償が心もとないなぁ・・・と思ったら、オプションで高額携行品の補償を追加することができます。
PCやスマホなどのアイテムごとに製品名を登録しておきます。
1アイテムにつき$1,000まで、トータル$2,000まで補償されます。
⑫ 第三者の身体または財産に損害を与えてしまった場合の責任
第三者の身体または財産に損害を与えてしまった場合、法的な賠償や法的手続きにかかる費用が支払われます。
こんなときは補償されない!
- 家族、同僚、旅行の同伴者は対象外
- 車やトレイラー、ボートなどの運転による損害
- 故意によるもの
⑬ レンタカー(エクスプローラプランのみ)
レンタカーで事故が起こしたり、レンタカーが盗まれた場合、レンタカーの保険でカバーされない分の費用が補償されます。
ただし、レンタカーの保険に加入している場合に限ります(World Nomadsはレンタカーの保険の代わりとして使うことができない)。
⑭ 事故による死亡、障害(エクスプローラプランのみ)
事故により死亡、視力・手足を失う、永続的な障害が残った場合に支払われます(ただし、病気によるものである場合は対象外)。
スタンダードとエクスプローラ、どちらのプランが良いか?
スタンダードとエクスプローラの補償内容の違いは、上に書いた通りです。
医療費やロストバゲージの際の補償金額や、事故による死亡、障害の補償など、エクスプローラの方が手厚い内容となってます。
ただ、一番大事な医療費については、スタンダードでも$5,000,000(約5億円)まで補償されるので、個人的にはスタンダードプランの補償内容で十分かな~と思います。
ただし、スキューバダイビングやスキー、スノボなどのアクティビティに参加する予定がある場合、エクスプローラでないと危険を伴うアクティビティ中のケガが補償されないので、注意!
スタンダードとエクスプローラは値段が大きく変わるわけでないので、エクスプローラに入っておけば安心かもしれませんね。
どれくらい値段が違うかについては、見積もりで簡単に確認できます。
申し込み方法は?
World Nomadsの申し込みは、オンラインでかなり簡単。
10分くらいで手続きが終了します♪
まずは、見積もりを出しましょう^^
World Nomadsのサイトはこちら → World Nomads - Explore Your Boundaries
- Which countries or regions are you traveling to?(行き先)
- What’s your country of residence?(出身国→日本)
- start date(出発日)
- end date(帰国日)
- Enter travelers’ ages(年齢)
を入れて、「Get a quote」を押せば、見積もりが出ます。
見積もり額を確認したら、スタンダードかエクスプローラを選択します。
見積もり画面の下の方に実はこういう画面があって、寄付するか否かを選べます。
デフォルトは$3になってますが、$0(寄付しない)~$10まで選べます。
高額携行品の登録はこちらで。
例えば、iPhoneを登録するときは「Tech & Cameras」をクリック。
他に、スポーツ用品や宝石などの携行品も登録できます。
こんな感じで、製品名と購入金額を入力すると、追加料金が表示されて、さらに見積もり金額に追加されます(右側)。
メールアドレスを入力し、チェックボックスにチェックし「Submit」を押します。
「Add your details」ボタンを押し、名前や住所などの個人情報を入力します。
チェックボックス全てにチェックを入れ、「Continue to payment」をクリック。
クレジットカード情報を入力して、購入完了です。
もしものとき、補償を請求する際には、World Nomadsのアカウントが必要になります。
イザというときにあたふたしないためにも、アカウント登録は申し込みと同時にやってしまいましょう!
購入すると出てくるこの画面で「Create account」をクリック。
すぐにメールが届きます。
メール画面の「link」をクリック。
「Token」は自動入力されているはずですが、もしされていない場合は、メール本文に書いてある「コード」をコピペします。
名前、生年月日、パスワードを入力すれば設定完了★
最後に、大事な書類が添付されたメールが届くはずなので確認してね!
保険に入っているという証明書のようなものです。
イザというときの対応方法は?
緊急連絡先
保険っていうのは使わないにこしたことはないんですが、何かあったらまず第一に連絡しないといけません。
緊急連絡先は必ず控えておきましょう!!
Worldwide 24 hour Emergency Assistance
このページの「Residents of all other countries」のところです。
Phone: +45 70 23 24 61
Text message: +45 42 41 30 00
Email: emergency@ihi.com
※24時間365日対応。
※確認したところ、日本語対応可能らしいです。
連絡するときに必要な情報は、以下の通り。
連絡前に準備しておきましょう。
- ポリシーナンバー(申し込み完了メールに書いてあります)
- 現地で連絡が取れる電話番号
- 現在地の情報
- 処方された薬(あれば)
病気・ケガの場合
World Nomadsのポリシーには、このように書かれています。
以下の場合は、速やかにWorld Nomadsに連絡しなくてはならない。
- 自分自身に死亡、病気、ケガ、事故が起こった場合(歯科治療も)
- 入院、救急搬送された場合
- 病気やケガにより帰国が必要になった場合
- 病気やケガのため、家族などに来てもらう必要がある場合
- 自然災害やテロにより避難しなければならない場合
- 親類の病気や死亡により帰国が必要になった場合
- 第三者の身体、財産に損害を負わせてしまった場合
とのことですので、上の連絡先にできるだけ早く連絡してください。
どういう書類が必要か、請求はどうやってするか、何をしなくてはいけないかは、そのときに教えてくれると思います。
参考までに、ポリシーに書かれている必要書類を書いておきます。
確実に請求をするために、病院や薬局のレシートなどは捨てないで取っておきましょう!!
また、医師やスタッフに保険に請求する予定であることを伝えて、必要な書類をもらうといいと思います。
- 病院、薬局の請求書
- 病院、薬局のレシート
- 死亡診断書
- 病気、ケガの診断書
- 入院、退院の証明書
- その他の治療に関する書類
- 搭乗券
- フライトや宿泊のレシート
- その他の旅程に関する書類
緊急連絡を入れた後、実際の請求は後日落ち着いてからで構いません。
ですが、「請求は、帰国してから速やかに、または保険の終了日から30日以内」とのことなので、できるだけ早いうちにやっちゃいましょう。
ちなみに、保険会社への連絡にかかった電話代も請求可能です。
病気やケガ以外の場合(荷物の盗難、紛失、フライト乗り遅れなど)
盗難・強盗以外の場合、World Nomadsのポリシーには緊急連絡が必要とは書かれていませんが、書類が必要になる場合もあるので、後で確実に請求を行うためにも、連絡をしておいた方がいいと思います。
World Nomadsは、預けた荷物の未到着や紛失、損傷、フライトのキャンセル、遅延などを補償してくれますが、その請求のためにはやっておかなくてはならないことがあります。
私たちの義務というのが、
- フライトのキャンセル、遅延があった場合は、まず航空会社や旅行会社に請求し、適切な補償を受ける
- やむを得ない事情でフライトや宿泊をキャンセルしなくてはならない場合は、航空会社やホテル等へ連絡、キャンセルできないかを確認し、できるだけ負担額を減らす努力をする
- 空港で預けた荷物の紛失、損傷は航空会社へまず請求する
- 盗難や強盗はすぐに警察へ通報する
- 盗難、強盗はWorld Nomadsへ緊急連絡が必要
- レンタカーの保険に加入する
そして、ポリシーに書かれている必要書類は 以下の通り。
- フライトのキャンセル、遅延証明書
- 空港で預けた荷物の紛失、損傷の場合は、航空会社より発行される損害についての証明書(24時間以内に取得すること)
- 空港で預けた荷物の紛失、損傷について、航空会社へ提出した報告書のコピー
- 盗難の場合は、警察、航空会社、ホテル、その他サービス提供者による報告書のコピー
- 搭乗券
- 荷物預かりの控え
- フライトや宿泊のレシート
- その他の旅程に関する書類
- 預けた荷物の遅れ、未到着の場合、Property Irregularity Report(受託手荷物未着報告書/PIR)または類似の書類
請求は後日落ち着いてからで構いませんが、「請求は、帰国してから速やかに、または保険の終了日から30日以内」とのことなので、できるだけ早いうちにやっちゃいましょう。
ちなみに、保険会社への連絡にかかった電話代も請求可能です。
請求はどこから?
請求のページはこちらです → Claim online with travel insurance
「Start your claim」をクリック、ログインした後に、アクシデントの状況などを書き込み、必要書類をPDF形式などで添付します。
おわりに
いかがでしたか?旅人のための旅行保険、World Nomads!
補償内容も充実していて、手続きも簡単、なによりコスパがいいので、数か国行く旅行のときには私も結構愛用しています^^
旅行中に何もなく、旅行保険なんて使わないのが一番ですが、イザ何かが起こったときに慌てなくていいように、補償内容や対応方法など、事前によく確認しておきましょうね!
では、よい旅を♪
※ 2018年6月現在の情報です。正確な情報は、World Nomadsの公式ホームページを参照してください。