こんにちは、りあです!
最近SNSで話題になっている人気急上昇中の京都のお寺、正寿院をご存知でしょうか?
実はこのお寺、宇治田原町という所にあって、京都市内から離れている上、コミュニティーバスでしか行けないようなすごい所にあるんです。
にも関わらず、女子が殺到するその理由とは・・・?
基本情報
【正寿院】
京都府宇治田原町にある、高野山真言宗のお寺。創建はおよそ800年前です。
ご本尊は秘仏十一面観音菩薩で、ご開帳は50年に一度だけ。
客殿には、猪目窓(いのめまど)と呼ばれるハート型の窓と160枚もある美しい天井画が話題となり、多くの人を惹きつけています。
所在地:京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
拝観時間:4~10月は8時半~16時半、11月~3月は8時半~16時
拝観料:大人400円、高校生以下無料
駐車場:無料駐車場あり(30台)
ホームページ:快慶のお不動さん 高野山真言宗 正寿院
まずは、本堂を拝観
まずは受付を済ませたら、本堂へ。
本尊は50年に一度だけご開帳される、秘仏・十一面観音菩薩様。
金運アップ、無病息災、家内安全、縁結びなどのご利益があるんだそうです。
お賽銭箱の上から、五色の紐が垂れています。
これは結いの紐と言って、ご本尊・十一面観音菩薩様の指に繋がっているんだそう。
この結いの紐を両手で挟んで、お願い事をします。
正寿院と言えば、カラフルな美しい天井画が有名ですが、その天井画の元となったのが、こちら本堂の天井に描かれた天井画。
江戸時代の作品だそうです。
ところどころに隠れたハート型が!
ハート型を「猪目」と言って、古くからお寺や神社の建築装飾として使用されていたそう。災いを除き、福を招くという意味があるそうです。
ちなみに「猪目」とは、読んで字のごとく「イノシシの目」の形に似ているからなんだそうです。
ここにも!
立派な虎竹図もありました。
地蔵堂と叶紐(かのうひも)
毎月8の付く日(8日、18日、28日)だけ参拝者に叶紐が授与されます。
持ち帰っても良し、この地蔵堂に願いをこめて結んでも良し。
カラフルな叶紐がとってもかわいい♡
落ち着いた雰囲気のお庭も素敵です。
お庭に何体かかわいいお地蔵さんがいますよ^^
客殿でハート窓と天井画を堪能
本堂での拝観が終わったら、客殿へ。
ハート窓「猪目窓」と天井画があるのは、客殿なのです。
客殿に一歩足を踏み入れると、ほら。
奥に猪目窓、上には天井画が広がります。
とても真新しい感じがしますね。それもそのはず、この拝殿は2017年完成なんです。
こちらが、お待ちかねの猪目窓!
このハート型を見るために、京都市内から数時間かけて女の子たちが殺到しているのです!
猪目窓から見える景色も、季節によって様々。
春は満開の桜、夏は新緑、秋は紅葉で真っ赤に、そして冬は雪景色。
いつ来ても違う景気が見られますね^^
もう一つのメイン、天井窓も見事ですね!
寝転がって撮影してもOKなんだそうです!というわけでお言葉に甘えて^^;
でも、広すぎて一枚には収まりませんね~。
一枚一枚違います。
それぞれ、とても精巧な絵になっています。
なんと全部で160枚!
拝殿から見えるお庭も、心休まる素敵なお庭です。
向こうの里山の景色もいいですね。
おわりに
いかがでしたか?ハート型の窓にカラフルな天井画のある正寿院!
アクセスはかなり難解で、私はちゃんと時刻表を調べないで行ったので4時間くらいかかりました~^^;
皆さまはぜひ気を付けてください!
★ 正寿院へのアクセスはこちらの記事を参照 ★
でもそれだけの時間と手間をかけてでも、女子としてはぜひ行ってみたい場所ですよね。
ちなみに、宇治も素敵な場所ですので、合わせて観光されると良いと思います。
宇治観光についてはまた次回の記事で★