こんにちは、りあです!
伊豆と言えば、言わずと知れた国内有数の観光地ですね。
都心部からも近く、アクセスも抜群!週末にもなると主に関東周辺からたくさんの人が訪れて、人気スポットなどは大変混雑します。
でも、実は伊豆にはまだ知られていない素敵なスポットがたくさんあって、混雑を気にせずゆっくりできる所もあります。
私は西伊豆近くの出身ですので、今日は伊豆の中でも西伊豆の穴場スポットを紹介したいと思います。アクセス数の多いブログでもないので、有名になる心配もないでしょう(笑)
海づくしですが、伊豆ですのでそこはご了承ください ^^;
堂ヶ島クルーズ
まずは、 堂ヶ島クルーズから。
堂ヶ島周辺を海から見られる人気のクルーズ船です!
3種類のコースが運航されていますが、一番人気は「洞窟めぐり」。
20分と短めのクルーズですが、南伊豆のリアス式海岸が海から見られたり、洞窟の中に入り幻想的な景色を眺めたり、見所が盛りだくさんのクルーズです。
小さめのボートで出発!
切り立った崖の脇を通ったり、狭い岩場の間を抜けたり、結構スリリング。
海側を見渡すと、伊豆らしい小さな島々がたくさん見えます。
天然記念物 洞くつめぐり|西伊豆・堂ヶ島「洞くつめぐり遊覧船」
さて、こちらがメインの洞窟の中です!
天窓洞(てんそうどう)という、地上にぽっかり空いた穴から差し込む日の光。
とっても幻想的な景色ではないですか!?
船でなければ見られない光景です。
こちらが船から見た様子。
ちなみに、天窓洞をよく見るには、船の後ろの屋根のない席(しばしば立ち見になります)または左側の席に座ると良いですよ!
天窓洞を下から。これまたなかなか見られる光景ではありません。
ちなみに、天窓洞は地上からも見られますので、クルーズの帰りにぜひどうぞ^^
この堂ヶ島クルーズ、20分のとってもお手軽なクルーズなのに見どころが詰まっていてとてもオススメなのですが、注意すべきは運航状況です。
私は今まで堂ヶ島クルーズに5回挑戦して、実際に乗れたのはたった1回だけ・・・。私が運が悪すぎるのかもしれませんが ^^;
よく晴れた晴天の日でも、波が高かったりすると欠航になりますので、必ず運航状況を確認してから向かいましょう!
運航状況の確認はこちら→西伊豆・堂ヶ島「洞くつめぐり遊覧船」−伊豆遊覧船、堂ヶ島マリン
【基本情報】
所在地:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2060(加山雄三ミュージアムを目指してください)
駐車料金:無料
運航時間:8:15~16:30
料金(洞窟めぐりクルーズ):大人1,200 円 子供600 円
三四郎島のトンボロ現象
さて、こちらもまた堂ヶ島です。
突然ですが、「トンボロ現象」ってご存知ですか?
干潮になり水位が下がると、陸と島の間に、普段は海中に沈んでいる道が現れる現象です。
かの有名なフランスのモン・サン=ミシェルも同じ現象です。
この珍しい現象が、実は西伊豆でも見ることができるんです。
それがこちらの三四郎島のトンボロ現象!
写真奥に見える4つの島は、普段は沖合200mの所にある島なんです。
ただし、潮が50cm以下まで引いたときだけ、陸から島に続く道が現れます。
上から眺めるだけでもスゴイですが、せっかくだから渡ってみましょう!
普段は海に沈んでいるはずの島から陸地側を見渡せるとは、なんとも不思議。
ちなみに、この道はご覧の通りゴロゴロした大きめの石でできた道です。
めちゃくちゃ歩きにくいので、必ずスニーカーなどの歩きやすい靴でお越しください!
干潮のときに現れる潮だまり。家族連れで遊ぶにはぴったりです^^
美しい海の色も際立ちます!
上で紹介した堂ヶ島クルーズからも、トンボロ現象が見られました。
分かりづらいですか?すみません・・ ^^;
さて、お気づきの通り、トンボロ現象は限られた条件でしか見ることができない現象です。
見られるのは3月~9月頃までで、チャンスは1日1回!
こちらに潮見表が載っています。トンボロ現象が見られるのは潮位が50cm以下のときだけです。
【基本情報】
所在地:静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
駐車場:無料
料金:無料
「堂ヶ島温泉ホテル」を目指して行くと、近くに無料駐車場が見つかります。
烏帽子山と雲見浅間神社
堂ヶ島からさらに南下していきましょう。
伊豆の多くの地域は、海底火山や火山島によって作られているのですが、こちらの烏帽子山もその一つ。地下を通るマグマの通り道が隆起して地表に現れてできた山なんだそうです。
こちらが烏帽子山。
標高162mの小さな山で、25分ほどで登れるちょっとしたハイキングに最適な山です。
ちょっとしたハイキングと言っても、道は結構険しいので、登山ができるようなしっかりとした靴で来てくださいね♪
烏帽子山に鎮座するのが、雲見浅間神社。
頂上付近に本殿があります。こちらで参拝。
頂上には小さな展望台がありますが(写真を取り忘れました)、せいぜい4~5人くらいが入れるスペースしかありませんので、譲り合ってどうぞ。
烏帽子山の醍醐味と言えば、この絶景!遮るものが何もない、見渡す限りの大海原です。
この日は天気が良く、富士山もきれいに見えました。
逆光で分かりづらいですが、写真の真ん中あたりに突き出ているのが千貫門(次で紹介しますね)です。
いやもう、本当素晴らしい景色!来る価値ありますよ!!
【基本情報】
所在地:静岡県松崎町雲見386−2
駐車場:無料(雲見浅間神社参拝者用)
料金:無料
千貫門
上の烏帽子山から目と鼻の先に千貫門があります。
烏帽子山から徒歩でも行ける距離ですので、ぜひ合わせて立ち寄ってみてください。
千貫門も烏帽子山と同じように、マグマの通り道が隆起してできたんだそう。
遊歩道を歩いてくると、見えてきました、あれが千貫門です。
これが正面です。
「千貫門」と言われているのは、この不思議な形から。
波の浸食によって穴ができ、門のようになっていますね。ちなみに、上の烏帽子山の門とされているみたいです。
写真だと伝わりにくいんですが、この千貫門は実はかなり大きくて、実際に見てみるとかなりの迫力のある景勝地です。
【基本情報】
所在地:静岡県松崎町雲見
駐車場:付近に駐車場はありませんので、雲見海岸(烏帽子山近く)に停めて徒歩で来るといいと思います。
料金:無料
道しるべに従って遊歩道を歩くと着きます。
分かりづらいので、見逃さないよう注意 > <
大瀬崎
最後に紹介するのは、西伊豆の海岸線を大分北上し、沼津市に入った所にある大瀬崎(おせざき)です。
大瀬崎は、別名琵琶島とも呼ばれていて、駿河湾に1km突き出した不思議な形の半島です。
奥には富士山が見え、大瀬崎と富士山のコラボレーションは何とも言えない絶景です。
こちらが、富士山と大瀬崎のショット。
不思議な形をしているでしょ?
こちらの写真は、西伊豆の海岸線を走る、県道17号線沿いの高台で撮りました。
展望台はないですが、ヘアピンカーブを曲がったところにちょっとした駐車スペースがあるので、そこに車を停めました。
少し高台を下った所に展望台があり、こちらからも大瀬崎と富士山を眺めることができますよ!
良かったら大瀬崎を散歩してみてください。樹齢1000年以上のビャクシンの木々が迎えてくれます。
夏はダイビングとシュノーケリングのメッカでもあります♪
ちなみに、大瀬崎から見た富士山も最高です!
対岸にうっすら見えるのは沼津市の街並みですよ^^
【基本情報】
所在地:沼津市西浦江梨
拝観料:100円
駐車場:あり(有料)
おわりに
どうでしたか?西伊豆の穴場スポット5選でした!
どこも、私が子供の頃から慣れ親しんだおすすめの場所ばかりです。
家族、カップル、友人同士で混雑を心配せずにゆっくり楽しめる場所です。
やはり伊豆は海の景色が美しいので、ぜひ晴れた日のレジャーにおすすめです♡