こんにちは、りあです。
この記事にたどり着いた方の中には、国際遠距離恋愛をしている人も多いんじゃないかと思います。
国際遠距離恋愛をしたことがある人なら分かると思いますが、結構つらいですよね。
「会いたいのに会えない」「苦しいときにそばにいてもらえない・あげられない」「次はいつ会えるんだろう」「いつまで遠距離が続くんだろう」「結局結婚できなかったらどうしよう」・・・。
一度は納得したつもりでも、しばらくするとまた同じ不安がやってきて、いろんな想いがぐるぐると堂々巡りしてしまいます。
みなさんはどんな国際遠距離恋愛をしていますか?
私は今、フィンランド人の彼と付き合って3年を過ぎましたが、そのうち一緒にいられたのはほんの数ヶ月で、あとは日本-フィンランド間の終わりの見えない遠距離恋愛・・・。
お互い勝ち気なのでもともとケンカが多い私たちなのですが (^^;)、遠距離になってからはさらに、自分の気持ちを理解してもらえなくてイライラしたり、数ヶ月ぶりに会う予定がキャンセルになって落ち込んだり、 不安になって泣いたり、幸せそうなカップルを見て憂鬱になったり・・・。 ケンカが絶えない日が続いたりもしました。
「別れの危機」というものは、大げさでなく数えきれないくらいあり、「今度こそ本当にもうダメだ、終わりだ、別れた方がお互いのためにいい」と話し合ったことも何度もありました。
本当に問題だらけの私たちだったけど、3年経った今でも寂しくて落ち込むこともあるけど、3年の遠距離恋愛を経て学んだことや成長したこともありました。
今日は、 今まで何度も危機を乗り切った私がたどり着いた「遠距離恋愛のコツ」みたいなものを紹介します。
つらい国際遠距離恋愛をしている女の子へ、少しでも参考になればいいなと思ってこの記事を書いてます。
自分だけが努力してる、自分を犠牲にしてると思わないこと
この境地にたどり着くまでには、本当に大変だった・・・。
私が国際遠距離恋愛をして間もない頃、いろんな国際恋愛カップルのブログを見て回っていたことがあったんですよ。
そしたら、みなさん「彼が時間を作ってマメに日本に来てくれた」「お金を貯めては日本に来てくれた」などなど、献身的な彼氏が多い印象でした。
・・・私の彼は全然そうじゃなかった(笑)
「次いつ会える?」って聞いても、「会える時に会えるよ。先のことはまだ分からないよ」と超のらりくらりした回答。
やる気あるのかよ!(-"-#)
と最初の頃は、かなりイライラしましたね。
でも、そのうち、これはたぶん女と男の違いなんだろうという答えに行き着きました。
今までの経験上、国を問わず「男の方がマイペースで、女の方が先のことを見越してプランを立てるのが上手い」傾向があるということを確信しております。
だからこそ、仕事の予定やプライベートの用事、相手の休みまで計算した上で、「この辺りはどう?」と提案しても分からないと言われる。全然予定が決まらない。
で、「全然協力的じゃない!!」とケンカになったりもしたけど、彼には彼の言い分があって、ずっとそういう風に生きてきたのだから、それを「協力的でない」とか「会いたい気持ちが感じられない」と言われるのは心外だったようです。
国際遠距離恋愛カップルにとって、「会う」というただそれだけのことが一大イベントです。
それだけに、なかなか予定が立たないというのはストレスかもしれませんが、「男というものはこういう性質のものだ」と思ったら、ちょっと楽になりました。
そしてもう一つは、仕事のこと。
恋愛って普通は、仕事の後や週末に二人の時間を楽しむものであって、二人ともフルタイムで仕事をしながらでも両立できるものですよね。
ただ、国際遠距離恋愛の場合はそうじゃない。恋愛を生活の中心にしないといけないこともあります。
一番大きな影響があるのが「仕事」。
お互いに会うためには、長期の休みを取る必要があります。
ただ、正規の仕事では、年に何回も長期の休みを取ることが難しい。となると、なかなか安定した定職につくことができにくくなります。
そうすると、比較的時間がフレキシブルなバイトや派遣という職を選ぶことになるのですが、そこで「自分のキャリアを犠牲にしている」と思いがちになります。
でも、ちょっと待って。
誰が、彼に会う時間を作りたくてその道を選んだのか考えてみてほしいです。
私も、比較的時間に融通のきく派遣という道を選びました。
でも、それは彼が決めたわけじゃなくて、自分自身で決めたこと。
彼に会う時間も作りたかったし、自分のプライベートを充実させたかったから私自身が選んだ。
だから、自分を犠牲にしていると思わないです。
だから、もしもフルタイムでもやりたい仕事があるなら、やった方がいいと思いますよ。
彼に協力してもらったり、会社と相談したりして。
正社員の仕事と国際遠距離恋愛を両立するのはかなり大変だと思うけど、不可能ではないはず。
彼も、彼のために自分を犠牲にしている彼女を見ているより、自分のやりたいことをやって輝いている彼女の姿を見る方が幸せなんじゃないかと思います。
寂しい気持ちを正直に相手に伝える
私は結構、理屈でものを考えるタイプなんです。
だから、彼に会えなくてつらくても、彼には「寂しい」という気持ちを言わないようにしてました。
だって、言ったところで状況が変わるわけでもないし、ネガティブな雰囲気になっちゃうと思ったから。
しかし、彼は「会えないのは付き合ってる意味がないと思う」「なんでバレンタインデーに独りぼっち・・・」などとネガティブ発言を連発してきました。
私はそれについ反発していまい、「何が言いたいワケ!?身近な彼女でも作りたいってこと?」などとケンカの種をまいてました。
でも、時間がかかったけどようやく理解したことは、彼は別れたいと言っているわけではなく、彼なりに「寂しい」という気持ちを吐露してくれていたということ。
当時は心がすさんでいたからか、彼の言葉をねじ曲げて理解してしまっていた(笑)
それに気づいてから、私も「寂しい」「会いたい」と彼に素直に伝えるようになりました。
「寂しいね」と言い合ったところで、会えるわけではないし、状況が変わるわけではないけど、同じ気持ちを共有し合うというのはとっても大事なことだと学びました。
彼は一番の理解者であり、つらい状況を一緒に乗り越えてくれる同志であるはず。
あなたの想いを全て知ってもらえるように、理解してもらえなかったら理解してもらえるまで、とことん腹を割って話合っていけるといいんじゃないかと思います。
自分の仕事や趣味に打ち込む
国際遠距離恋愛を長続きさせる最大のコツ、それは24時間365日彼のことを考え続けないこと!
これは、遠距離恋愛だけじゃなく、国際恋愛にはめちゃめちゃ大事なことだと思っています。
海外、特に欧米では、今は専業主婦という存在はほとんどいないという状況から分かるように、夫婦であってもそれぞれ自立した生活をしていることが一般的です。
つまり、日本とはちょっと違って、自立した女性が好まれるということ。
彼にも、私が自分の好きなことに没頭している姿を見るのが好きだとよく言われます。
彼との時間ももちろん大切だけど、自分の世界を持って、やりたいことに全力投球の女性が魅力的に映るようです。
特に、遠距離恋愛をしている場合、仕事や趣味に打ち込むことは精神衛生上も大切です!
常に彼のことばかり考えて、携帯の画面ばかり見つめている・・・。
そんな生活をしていたら、精神的にまいってしまいます。
仕事して、友達と会って、趣味も楽しむ。
恋人同士であっても彼のことをまったく考えない時間が必要だし、それは今後彼と一緒に暮らすようになってからも、国際恋愛を長く続けていくために大切なことだと思います。
相手を信頼する、自分を信頼させてあげる
国際遠距離恋愛はなかなか相手に会えない分、お互いの信頼の上に成り立っていると思います。
お互い忙しくて連絡が取れないときもあると思いますが、そんなとき「もしかして浮気してるんじゃ・・・」なんて心配があったら、長続きしませんよね。
私は、私のことを100%信頼していいよ、というのを態度で表すようにしています。
ささいなことだけど、メールはすぐに返す、電話に出られなくてもすぐに折り返す、誰と何をしてたかを説明する、など。
彼の方も同じようにしてくれます。
フィンランド人なので「愛してるよ♡」みたいな愛の言葉はないけど(フィンランド男児と日本男児は似てます)、意外とマメ男なのがありがたい(о´∀`о)
逆に、1週間とかメールを放置する人はどうなのかなぁ、と思ってしまう。。。
そばにいないと分からないことも多いけど、遠距離だからこそ見えることもありますよね。
こんなに離れてても、浮気しなかった彼。たぶんこれから一緒に住んだとしても浮気しないんじゃないかな~と思えます。
単にお互いお呼びがかからなかっただけかもしれないけど。。。
将来の話はほどほどにしとく
え??と思う人もいるかも。むしろ、ちゃんと話すべき!という意見の人も多いかもしれません。
女子としては、やっぱり将来の約束があるだけで断然安心できるし、ゴールが見えてるならそこまで頑張ろうと思える。
将来の話に前向きな彼なら、全然話合っていいと思う!むしろそうするべきだと思う。
なので、これは彼のタイプによって判断してください。
私の彼は「次いつ会える?」という質問に「会えるときに会える」と言ってくるような彼なので、「いつ一緒に暮らせる?」という質問にも「暮らせるときに暮らせる」と言ってきます(^^;)
なので、将来の話をしてもプレッシャーになるだけなので、あんまりしないようにしています。3年も付き合ってるのに、ヤキモキしますけど。
みなさんの彼はどんなタイプですか?
ただ、私は彼の言い分も分かるような気がするんです。
フィンランドはじめ欧米の文化では、カップルは同棲してから自然に家族になっていくのが普通だから、ずっと遠距離で離れてたのに、いきなり結婚っていうのが唐突すぎてうまくやっていけるか分からないという気持ち。
なので、そのうち仕事の区切りがついたら、数ヶ月向こうで過ごして、一緒に住む練習でもしてみよーかと思ってます。
アラサー女としては、焦る気持ちもあるけど。
焦らないこと。自分たちのペースでやっていけばいいんだって思うこと。
国際遠距離恋愛のペースはカメのようにスローなことがよくあります。。
でもまぁ、それも自分たちのカラーだと思って。焦らず、やっていきましょう。
時の流れに身を任せる
もはや仏のようですが(笑)
国際遠距離恋愛をしてると、自分の感情や二人の関係にも波があると思います。
うん、いい調子!って思うときと、やっぱりもう無理、限界だって思うとき。
だから、マイナスの波が来た時に「今は一時的につらいけど、ここを過ぎればきっと良くなる」って思えるといいな。
私も今まで何回も危機があったんだけど、その度に「もう今度こそ本当に終わりだ」って思って、でも終わらなかった(笑)
どん底の気分のときに、大きな決断をしなくて本当に良かったと思っています。
大ゲンカしたあとなんかは最低の気分かもしれないけど、時間が解決してくれるって信じて何もしないで待つっていう解決方法もアリなんじゃないかと思います。
おわりに
どうでしたか?
国際遠距離恋愛って、普通の恋愛と比べて本当に苦労が多いと思います。
でも、どうして国境をまたいでまで遠距離を続けているか?
それはきっと、あなたにとって彼でなくてはならない、彼にとってはあなたでなくてはならない理由があるからですよね。
つらくても、その理由を思い出せればきっと大丈夫!
長々と書いてしまいましたが、この辺で。
みなさんの恋愛が素敵なものでありますように!