現在日本三大花火と言われているのは、秋田の大曲、新潟の長岡、そして茨城の土浦全国花火競技会。
中でも、私は大学時代4年間を茨城県で過ごしたので、土浦の花火にすごく思い入れがあるんです。
今日は、土浦の花火大会には4年間欠かさず通い、卒業後も何度も足を運んだ私が、土浦花火大会について紹介します!
基本情報
【土浦全国花火競技会】
日本三大花火大会に数えられる花火競技大会であり、全国から花火製造業者が集まる、土浦市が全国に誇る花火大会。
10号玉、創造花火、スターマインの部があり、各部門が順番に繰り返されていくプログラム。
この花火大会の一番の目玉となる19時過ぎから始まるワイドスターマインは土浦市などによるもので、大会とは別枠。9ヵ所の打ち上げ台から一斉に打ちあがる2,000発以上の花火は圧巻としか言いようがありません!
日程:毎年10月第一土曜日。※雨天決行だが、荒天の場合は翌日日曜または翌週に延期。
時間:18:00~20:30
会場:茨城県土浦市桜川に架かる茨城県道24号土浦境線の学園大橋付近下流側河川敷
打上げ数:約25,000発
観客数:80万人
有料観覧席:桟敷席22,000円(1枡6人)、11,000円(半枡3人)
駐車場:有料、無料合わせて約4,500台分
公式ホームページ:土浦全国花火競技大会
無料観覧スポット
打ち上げ場所の向かいにある桟敷席は当然花火観賞に最高の場所ですが、抽選であり倍率が高いのでなかなか当たりませんが、無料の観覧スポットでも十分きれいに見ることができます。
【河川敷】
桟敷席の隣の河川敷無料観覧席があるのですが、こちらは花火を間近で見られる超人気スポット。
前日の正午から解放されるので、当日にはすでにほとんどの場所が確保されています。
当日場所取りをする場合、もしも5~6人くらいのグループなら午前中には到着するといいと思います。2~3人の少人数なら、お昼すぎでも隙間のスペースを確保できます。ただ、遅くとも15時前には到着しておくとよいと思います。
【桟敷席裏の田んぼ】
桟敷席の裏、土手を越えると田んぼが広がっているのですが、こちらも河川敷と並んで人気の無料観覧スポットです。
上の河川敷エリアよりは混雑しないので私はいつもここで見ています。
こちらも5~6人ならばお昼頃には場所を確保した方がいいです。2~3人ならば17時頃など結構ギリギリでも大丈夫。
土浦の花火は半分くらいスターマインなので、できれば下の方が木や建物で遮られない場所を探すとよいと思います。
土浦全国花火競技会の花火
土浦の花火の本来の目的は競技会で、基本的には、10号玉、創作花火、スターマインが数回ごと繰り返されていきます。
10号玉。
都会ではなかなか見られない尺玉が大会中ずーっと打ち上げられます。
普通の花火大会のフィナーレ級のスターマインが何回も見られます!
わんこ(笑)
そして、19時。
大会の目玉・ワイドスターマイン「土浦花火づくし」。
9ヵ所の打ち上げ台から尺玉を含む2,000発もの花火が一斉に打ちあがります!!
前半、後半に分かれて6分間もの間、超絶すごい花火を楽しめるのです。
ワイド過ぎて、私のカメラでは全体像を捉えられておりません。実際はもっと広いです。
日本人に生まれて良かったなぁーーー!!!と思う瞬間でした。
アクセスと駐車場
関東でこれだけの規模の花火が見られる花火大会とあって、例年なんと80万人もの人が訪れるそうです。
当然、会場付近はものすごい混雑で渋滞もすごいので、できれば公共交通機関で来た方がいいと思います。
■ 車の場合
車でアクセスする場合、2つの方法があります。
①会場周辺まで車で向かう
会場付近に無料、有料合わせて4,500台分の駐車場があります。
大会駐車場の場所は、こちらを参照してください。
ただ、全く数が足りないので、多くの方が民間の有料駐車場を利用することになると思います。
大会の有料駐車場は1,000円、民間の駐車場だと相場は2,000円、会場に近づくと3,000円くらいになります。
ただ、会場近くは帰る際に渋滞に巻き込まれるので、可能ならば少し離れた駐車場に停めた方がスムーズに帰れると思います。
②隣駅の荒川沖駅に停めてそこから電車で向かう
私はいつもこの方法です。
荒川駅周辺ならコインパーキングがたくさんあり、開始ギリギリの時間でも停められます。料金も一日300円と格安。
そこから一駅JR常磐線に乗り、土浦駅から歩き、またはシャトルバスも出ています。
この方法のデメリットは、帰りに一斉に人が土浦駅に押し寄せるので、土浦駅に入場規制がかかること。土浦駅に入るまで結構時間がかかります。
※当日は土浦駅付近、会場付近で交通規制があります。
詳細はこちらをご確認ください。
■ 電車の場合
花火大会会場の最寄り駅はJR常磐線土浦駅です。
駅から会場まで徒歩の場合は、西口から出ます。
会場までは2.5km、徒歩30分くらいあります。
会場は桜川沿いなのですが、川沿いは道が狭く混雑するので、会場近くまでは大通りを通った方がスムーズです。
ホームページの「お帰りマップ」が参考になります。
シャトルバスの運行もあります(随時出発、運賃240円)。
シャトルバス利用の場合は、土浦駅の東口から出ます。
土浦駅東口→会場までの運行は14:30~19:00、
会場→土浦駅東口までの運行は19:00~21:45です。
服装・持ち物
昼間は暖かくても、夜は結構冷えます!
上着など、暖かい格好でお出かけください。
会場や付近の田んぼは、雨が降るとかなりぬかるみますので、スニーカーの方が良いでしょう。
おわりに
どうでしたか?土浦全国花火競技会。
\何度も見に行きましたが、いつ行っても素晴らしい!
これを見ると、本当に日本人で良かったなぁと心から思います。
土浦の秋の風物詩、ぜひ見に行ってみてください^^