埼玉・行田市。あまり知名度のない市かもしれませんが、実は人気急上昇中のものすごい観光スポットがあります。
それは2015年に世界最大の田んぼアートとしてギネスにも認定された、この田んぼアート!!
毎年デザインが変わり、稲とは思えないカラフルな色や精巧なデザインで私たちの目を楽しませてくれる行田の田んぼアートを紹介します。
基本情報
【行田田んぼアート】
埼玉県行田市の古代蓮の里に隣接する水田で2008年から行われているプロジェクト。
田んぼをキャンバスに見立て、色の異なる複数の種類の稲を使って文字や絵を描きます。
なんと、横幅は150m以上!
2015年には世界最大の田んぼアートとしてギネス記録にも認定されました。
デザインは毎年変わり、その年ごとの趣向を凝らしたアートを楽しむことができます。
所在地(古代蓮会館):〒361-0024 埼玉県行田市大字小針2375-1
営業時間:9:00~16:30(入館受付16:00まで)
※休業日があります。古代蓮の里 “古代蓮会館”ホームページにてご確認ください。
入館料:高校生以上400円、小・中学生200円
※田んぼアートはかなり大きいため展望室からでないと見られません。
駐車場:490台分(6月下旬~8月上旬まで有料、それ以外の時期は 無料)
ホームページ:行田市/「田んぼアート」in行田~今週の田んぼアート~
見頃
毎年6月、ボランティアや一般参加者の方の協力により田植えが行われます。
7月中旬頃から絵が浮かび上がり始め、7月下旬から8月にかけて稲が色濃くなり絵柄がはっきりと映し出されます。
9月頃には田んぼアートは少しずつセピア色に変化し始め、10月に入るともう終盤です。
稲の成長具合によって色が移り変わっていき、時期によってさまざまな表情を長く楽しむことができます。
ホームページに田んぼアートの様子が一週間ごとにアップされているので、チェックしてからお出かけになるといいと思います。
田んぼアート
田んぼアートはものすごく大きいです。
こちらは2017年のデザイン。道路にスケールが描かれていますが、なんと横幅は150m以上!
なので、古代蓮会館の50mの高さにある展望室に登らないと全貌を見ることができません!大きすぎてカメラに収まり切りませんでした~。
ちなみにデザイン画は左の絵だそうですが、実際とちょっと違うって思いますよね?
2017年は天候の影響で、本来の色が発色しない稲があったんだそうです。
稲だって自然のもの。人間の思う通りにはなかなかいきませんよね。
右は設計図(?)のようなもの。
展望室では、田んぼアートがどのように出来上がったのかも順を追って知ることができます。
想像以上に緻密な計算がされて作られたアートだったんですねぇ。
2017年は田んぼアート10周年ということで、2枚の田んぼアートが用意されましたよ!
非常に緻密!人物の影や文字もよく表現されていて、とても稲で描いたとは思えません。
こちらはクオリティが高すぎて伝説となった2016年のデザイン。
2015年のデザイン。
毎年デザインが変わるので、次はどんなデザインになるのか楽しみですね!
このように、複数の種類の稲を使って、色の違いを出していくそうです。
アクセス
■ 車の場合
普通車490台分の駐車場があります。
蓮の時期6月下旬~8月上旬まで有料ですが、それ以外の時期は 無料です。
■ 電車+バスの場合
JR高崎線・行田駅:東口から行田市市内循環バス(観光拠点循環コース右・左回り) 運賃150円
秩父鉄道・行田市駅:南口から行田市市内循環バス(東循環コース右回り) 運賃100円
※バスの本数がものすごく少ないので、事前に時刻表をチェックしてから出かけることをおすすめします!
時刻表はこちら:古代蓮の里 “古代蓮会館”ホームページ
※もしもバスの時間に遅れてしまったら・・・
無料のレンタサイクルもありますよ!
JR行田駅前観光案内所、行田市バスターミナル観光案内所、秩父鉄道東行田駅前さくらメイト、ぶらっと行田、郷土博物館、はにわの館、古代蓮の里の7か所ならどこでも貸出、返却ができます(利用時間:午前9時~午後4時)。
が、行田駅から古代蓮の里までは10kmくらいあり、自転車だと30~40分かかりますので、元気があればぜひ^^
田んぼアートと合わせて
田んぼアートは素晴らしいのですが、田んぼアートを見るだけだと一瞬で終わってしまします。
せっかく行田まで来たなら、他の観光スポットも合わせて巡ってみるのはどうですか?
私のおすすめは、やはり古代蓮か、古代蓮の時期が終わったころに咲き始めるホテイアオイ!
古代蓮は、古代蓮の里で見ることができます。田んぼアートと隣接しているのでとっても便利!
ただ、古代蓮は午前中には花が閉じてしまうので、午前中のうちにお出かけください。
例年の見頃は6月下旬~8月上旬。見頃が長く続きます。
ホテイアオイは、水城公園で見ることができます。JR行田駅から市内巡回バスで水城公園前下車です。
例年の見頃は9月~10月ですが、年によって大きく異なり見頃がピークも短いので、ホームページで開花状況を要チェックです!
★ 水城公園のホテイアオイについてはこちら ★
おわりに
どうでしたか?行田の田んぼアート。
毎年の趣向を凝らしたデザインには、行田市の本気を感じますよね!
毎回、次のデザインが楽しみになります。
天候の条件によって、色や雰囲気が変わるのも面白いです。
ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。