試行錯誤な旅人生

放浪の旅から帰国した30代女。旅を続けていきたい人生と現実問題の間で、たまーに悩んで試行錯誤しながら前進(?)中。

宿代節約だけじゃないカウチサーフィンの魅力!女子でも安全?

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私が一人で旅をするときは、たいていカウチサーフィンを利用して現地の人の家に泊めてもらいます。

日本ではカウチサーフィンのホストをして、新しい出会いなんかを楽しんでいます。

 

・・・・ちょっと待て。カウチサーフィンて何ぞや?

と思う方もいますよね。

今回は、カウチサーフィンとは?から旅先での使い方、日本でのホストの仕方まで紹介します!

 

カウチサーフィンとは?

英語で書くとCouchsurfing。

カウチ(Couch)はソファのことで、カウチサーフィンを直訳すると「ソファを渡り歩く」、つまり旅先で現地の人の家のソファで寝泊まりさせてもらうことです。

カウチサーフィンのサイトに登録すると、世界中の旅先で、無料で旅人を泊めてくれる人を探すことができます。反対に、ホストとしてゲストを受け入れることもできます。

 

旅好きさんなら知っている人も多いんじゃないでしょうか。

欧米ではかなりポピュラーなサービスで、最近は日本でも少しずつ浸透してきました。

今では世界中20万の都市、1200万人のユーザーがいるそうです。

 

もっと詳しく

カウチサーフィンのウェブサイトには、世界中の泊めてもらいたい旅人と、世界中の旅人を無料で泊めてもいいっていうホストが登録していて、サイトの中で行きたい街でホストをしている人を見つけ、連絡を取り合うことができます。

 

旅人、ホストはともに写真とプロフィールを載せていて、そこでお互いがどんな人かを確認できます。趣味や行ったことがある国、勉強している言語、相手への要望など書く欄があるので、旅人、ホストどちらであっても、できるだけ詳しく書いた方が相手に伝わりやすいと思いますよ(でも分かりやすく)。

相手へのレスポンス率や最終ログイン時間も分かるので、そこからも誠実な人かカウチサーフィンをよく利用する人かなどが判断できます。

 

私がホストをしているとき、プロフィール欄に要望を書いているにも関わらず、全然見ないで連絡してくる人がたまにいますけど、そういう人は第一印象が悪いですね。カウチサーフィンでは一度も会ったことがない人の家に泊まったり、泊めたりするので、第一印象が命。トラブルになりたくないので、誠実でなさそうな印象がある人は泊めないようにしています。

つまり、自分が旅人側になるときは、自己紹介を丁寧に書く、お礼を言う、いつ泊めてほしいのかを明確にする、など相手に配慮した対応をしましょう。まぁ、日常で初対面の人と接する時と同じように、普通に礼儀正しくしていれば大丈夫です。

 

ちなみに、自分が旅先で泊めてもらったからと言って、自分の国に帰ったらホストをしなければならないという義務は一切ありません。

ホストをしている人は、ただ善意でやりたいからやっているのです。旅先で良くしてもらったから、という理由でやっている人も多いですね。私もそうです。

 

お礼は必要?

原則、宿泊費は無料です。なので、泊めてもらうお礼としてお金は必要ありません。

また、菓子折りみたいな大層なお礼も必要ないでしょう。

ただ、私の場合は、家に泊まりに来る子が、ちょっとしたお土産なんかを持ってきてくれるとすごく嬉しいです。私が旅人として誰かの家に泊めてもらうときも、ちょっとしたお菓子やお土産を持って行くようにしています。

 

コミュニケーションはどうする?

基本的には、コミュニケーションは英語です。たまーにものすごく日本語ができる人がいたりしますけど、大抵は英語。

ペラペラである必要はないけど、日常会話程度はできた方がいいと思います。

いつからいつまで泊まるとか、何時に来るとか、そういう事務的な会話だけでなく、せっかく出会ったのだから、いろんな話をしたいですしね。

いろんな国の人と話せるので、英語力アップにもいいです。

 

危なくないの?

カウチサーフィンは、泊まる側、泊める側の自己責任です。サイトは一切関与しません。

だから、人の見極めがとても大切。

とくに女子の一人旅の場合は、絶対男性一人暮らしの家には泊まらない。

ホストの場合も、もしも女子一人暮らしなら、絶対に男性のゲストは受け入れない。

私が泊めてもらうは常に女の子一人暮らしの家、泊まりに来てもらうのも女の子のみと決めています。

 

大体、やり取りをしている間に、どういう人かは分かってきます。当然ですが、ちょっとでも怪しいと思う人の所に泊まらない、そういう人を泊めないこと。

私は今まで何度も泊まったり泊めたりしたことがありますが、危ないと思ったことは一度もありませんが、過去にカウチサーフィンをしていて盗難、レイプなどのトラブルがあったという話は聞きました。

人の見極めはとっても大切です。

 

使い方

泊めてもらうときの流れはこんな感じ。

①サイトに登録する

②自分のプロフィールを書く

③自分の行きたい街のホストを検索

④お断りの返事のことも多いので、一度に何人かに連絡してみる

⑤返事を待つ

⑥やり取りスタート

⑦当日待ち合わせて会う

 

まずは、ここから登録します。Facebookアカウントを使えば簡単に登録できます。

Meet and Stay with Locals All Over the World | Couchsurfing

 

使い方はそんなに難しくないのですぐに慣れると思いますが、使い方をまとめてくれてあるサイトがあったので、載せておきますね。

nosumaru.com

 

ホストをするときは、旅人から連絡が来るのを待ちます。

最終ログインから間もないと、ひっきりなしに申し込みが来るので、対応が結構大変です。

お互いに条件が合えば、待ち合わせ場所や時間などの具体的なやり取りがスタート。

 

泊まる側のメリットとデメリット

【メリット】

地元民に出会えるし宿代がタダ。これに尽きると思います。

地元の人と話したら、その国、その地域の文化が分かるし、おすすめのレストランや観光スポットも教えてくれる。人によってはご飯も作ってくれたり♡

観光客として外側から見るだけれは見られない、感じられない現地での体験ができます。

 

【デメリット】

泊めてもらう立場なので、相手のスケジュールに合わせないといけません。朝が早かったり、夜が遅かったり。急に友人が来て飲み会になったり(笑)。

家が思った以上に遠かったり、家に着くまでに迷ったり。

一人になりたいと思ったり。そういうときは宿を取りましょう!

 

泊める側のメリットとデメリット

【メリット】

出会いと、経験。そして英語力キープ。

私の場合はこれです。

大体、旅人は3泊くらいで去っていく。たった3日で誰かのことをよく知るのは難しいので、出会っては別れ、出会っては別れ。たいていはこの繰り返しです。

ですが、たまにすごく気が合う子が泊まりに来てくれたりして、ずっと付き合いが続いたりもします。そういうとき、やってて良かったなぁーと思います。

それに、日本にいながら世界中の人と知り合えるのはかなり貴重な経験です。今は旅ができないけど、世界が自分の方に来てくれる感じ。

 

【デメリット】

やり取りしたり、待ち合わせたり、布団を出したり。あまり気兼ねはいらないと言っても、ゲストが来るので準備がちょっと面倒なことがあります。

あとは、単純に家に人がいるので、くつろげなかったり。

私は家に金目の物はほとんどありませんが、貴重品がある人は念のため管理に注意しましょう。

 

※ちなみに、過度なおもてなしは必要ありません。ご飯の準備、お風呂をためるなど、したければすればいいくらいで、無理してする必要は全くありません。

旅人は、自分で自分のご飯を買うし、シャワーだけでも全く気にしません。

 

おわりに

どうでしたか?カウチサーフィン。

私はカウチサーフィンを知ってから、旅のスタイルが大分変りました。

向き不向きが大きく分かれると思うのですが、もしも興味があったらぜひ一度試してみるのはどうでしょう?

やっぱり経験はプライスレス。忘れられない旅になるかもしれませんよー^^